『XXXXXって素材を持ってきて』だとか『XXXXXを倒して』だとかおつかいクエストが非常に多いブループロトコルではあるけれど、意外とストレスなくやれている。
リリース直後で新鮮なことばかりだからってのもあるだろうが、いろいろとおつかいクエストを苦のないように感じさせる工夫をしている。
以前とあるゲームの悪いおつかいクエストのことを記事にしたとき、ゲームクリエイター桜井政博のYoutube動画『良いおつかい、悪いおつかい』を取り上げたけど、ブループロトコルはその点上手くやってくれているように思う。
まず報酬で得られる経験値が良い。
雑魚敵を乱獲するより、クエスト報酬で得られる経験値の方が効率が良いのでレベル上げを兼ねられる。もっとストーリーを進めたら経験値効率の良いインスタントダンジョンなど出現するかもしれないけど、戦闘なしで経験値を得られるから低レベルクラスのレベル上げとか使い道は残るだろう。
あと、アドベンチャーボードのゴール報酬によくある入手した素材が増える『XXXXX個数増加』が大きい。生産職などないから実際はそんなに固定の素材を使い続けるなんてことないんだけども、唯一無二の永続能力を得られるというのは大きなものだ。
モンスターが目当てのアイテムをドロップしない! 採取しても出ない! とかイライラポイントがブループロトコルにはない。クエスト受注しているとき、確定と思われる確率でおつかいクエスト用のアイテムをドロップ、採取で入手できるようになっている。むしろやるべきことをやれば確実に数値がカウントされていくから気持ちよささえある。
上項目の補足になるが、モンスターと採取ポイントのリポップが早いから取り合いで手に入らないということもない。
さらにいえばモンスターは占有するシステムではなく、他プレイヤーが戦闘中でも攻撃することができて戦闘に参加したプレイヤー全員に経験値とアイテムドロップの権利がある。採取ポイントはプレイヤー個別に判定があるようで、誰かが採取したから自分は取れなかったということもない。
『XXXXXと話してきて』とか『XXXXXを渡してきて』の会話するだけ系のおつかいもあるけど、ファストトラベルはどこからでも出来るし、街中でマウント(乗り物)に乗れるから移動は素早く楽ちんだ。クエストが終わったらさっさと帰宅もできる。
進行中クエストを誘導してくれるマーカーはプレイヤーが追従できるように動いてくれるから進めやすい。ミニマップに進路を表示してくれるタイプはミニマップばかり注視して画面を見れてないということがあるからこのタイプの方が見やすくていいね。
おつかい項目の多いアドベンチャーボードはよく考えたもので、結局のところクエストの受注と報酬を渡す方法を変えただけみたいなものだけど、別の形で得られる報酬とボードを埋める達成感でクエストとは違うスパイスで喜びを感じられる。
一度に受けられるクエスト数と進行中にできるアドベンチャーボードに限りはあるけれど、数はそれなりにあるからまとめて消化できる。
出来ればクエストの方も受注するだけなら無制限に受けられて、進行させる数に限りがあるとかにしてほしいかな。
しかし良いことばかりでなく、『巨竜の爪痕・追加調査』は流石に行かせすぎだ!
いろんなクエストとアドベンチャーボードでやたら行かされるのだけど、Lv10武器を作成するため行くことになるインスタントダンジョンだから、新規を手伝ってやれと言う目的なのかもしれないけどさ。しばらくデイリークエストとかにしたらやりたい人はやってくれるだろうに。