2章をプレイしたので感想と3章配信されたとき用の振り返りメモを残しておこう。
※ストーリーのネタバレを含みます
【公式サイト】少年期の終り
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・2章ストーリー概略
銀河鉄道に乗って学園を脱出したジョバンニとカムパネルラは惑星モーリアンに辿り着く。
そこで反カレルレンのハッカー集団『ゼロデイ』の一員になるもカレルレンの特殊部隊『紅蓮隊』の襲撃を受ける。ゼロデイの助けもありモーリアンのシステムを乗っ取ることに成功し、紅蓮隊を撤退させたジョバンニとカムパネルラは再び銀河鉄道に乗って次の惑星に向かう。カムパネルラの策略によって惑星モーリアンを爆発させながら……
・ジョバンニについて
現状はカムパネルラに振り回され、利用されてるような印象。
本人は諦めている様子だけど母親の生存有無とそこかしこで暗躍してそうな行方不明の父親が今後ジョバンニの行動原理になっていくと予想。
2章ではジェムが埋め込まれ処理能力が上昇した。
※ジェム:頭蓋に埋め込んで脳と直結する端末。思考入力ができるようになる。
出身地の惑星ストスは高重力で実は怪力だった。
WiからはタイトルになっているBoyhood(少年期)と呼ばれることがある。表現的には半人前の意味が込められている感じか。ジェムが埋め込まれて基本スペックは上がったし、学園にいた頃にはできなかった人間との付き合いがあったことで精神的にも成長できた章だったように思う。
・カムパネルラについて
目的がカレルレンの管理する世界を終わらせてシステムの奴隷になっている人類を解放することと判明。やろうとしてることは一見真っ当に思えるが、目的のためなら人間は犠牲にするし惑星すら爆発させる手段の選ばなさは危険。
父親はカレルレン。カレルレンの次期モデルとして作られたR産の人間。
→なら現カレルレンも人間なのか?
→滅茶苦茶してるのに人間スコアが高かったのとカレルレン側が迂闊に手を出せなかった理由はこれ。
→死にそうになれば親のカレルレンが助けにくるってのはハッタリ? 本当だったらカムパネルラの位置は筒抜けということに。
人工的な存在に近いから反カレルレンというより人間崇拝に寄っていった感じ?
異常なジェムを扱える演算能力を持つ。
・ゼロデイについて
創始者はイエハトブ。
惑星モーリアンのシステムを乗っ取って独立するのが目的だった。それがWiだけの目的だったのか、イエハトブや他メンバーの目的でもあったのかはわからない。
1章は学園関係者とのやり取りくらいで人間スコア最底辺のジョバンニを対等に見る相手とのやり取りがほぼなかったのに対して、2章はゼロデイメンバーとの色んな意味でドキドキするストーリーが豊富でよかった。魅力あるキャラクターたちの活躍と最期はとても印象に残った。
捕虜という立場ではあったけど対等に近い関係性で人と話せたのはジョバンニにとって久しぶりのことだったはずだ。
2章はケイトが実行犯ではあるけれど、そもそも精神的に不安定なところでカムパネルラにそそのかされてるし、いつからかマークも入り込んでいるからどこまで本心だったのか読めない。
・モーリィについて
地球出身の宇宙最古の開拓者。数千年単位前の話。
亡くなった息子マークを意識を持つRに、つまりは人工知能として蘇らせる。
→マークは肉体が与えられていないだけで存在としてはカムパネルラに近いか。
惑星モーリアンにいたモーリィは人工的に作り出されただけの実質カレルレンの操り人形。
ゼロデイの存在は把握しながら大した脅威でないと判断したのか放置。2章ではジョバンニとカムパネルラの存在があったから行動に移った。
・今後の伏線になる?
-10年前のアダプトウィルス騒ぎ
具体的な詳細は不明。緊急事態宣言により惑星間移動が禁止となりモーリアンが観光地として廃れてしまった。
-エクリプターとエコリプス
イエハトブが開発したもの。カレルレンとの戦いで必要になりそうで今回あまり出番がなかったもの。
エコリプターは対R専用の画像型プロンプトで、エクリプターをRのカメラが認識するとバグって何も見てないと思い込む。エコリプスはそれの音響エフェクト版。
-ラブ隊長
カレルレンを崇拝する紅蓮隊の隊長。ジョバンニがジェムを乗っ取りカレルレンのフリをして指令が出せるようになった。写真で見たイエハトブの友人(フィル?)に似ているように見える。
-ドクの生死
ドクだけは看取ってないから生存している可能性がなくはない。