『常夜の王』第二弾2体目となる夜の霧、カリゴ(霧の裂け目)がきたのでやってきた。
まず率直な雑感としては、妙なギミック攻略がほぼない正当強化系に思えた。だからといって通常個体の経験によるゴリ押しが出来るかといえば、強化カリゴは後半形態への移行が残HP70%くらいと早いため強化個体の動きをちゃんと知らないと苦戦する調整になっていた。
開幕は突進氷塊飛ばしからスタート。これで距離を取られるから出現時の隙を消されるのはゴリ押し対策なのかな。
通常個体と同じく一定の炎ダメージを与えると怯んでステータスダウンのデバフがかかる。後半形態は飛び回って面倒になるから、後半形態への移行を遅らせる目的も含めて前半形態で炎攻撃ぶっぱして怯ませるのがいいように感じた。
動き回る敵に近づける+スキルとアーツで炎攻撃ができる追跡者は鉄板キャラだけども、スキルによる炎属性エンチャント付与量は大きくないから安定を狙うならちゃんと武器に炎属性を付与した方がよさそうだ。
強化個体の特徴としては氷を纏って全身が白くなりダメージがカットされてしまうのが厄介。攻撃した部位は剥がれて通常通りになるから出来るだけ攻撃部位は集中したい。全部位剥がすとダウンするらしいけど、頭や翼とか装備によっては難しい部位があるから各自狙いやすいとこを狙えばいいと思う。
氷を纏っていることから炎攻撃の方が剥がしやすいイメージがするけど実際どうだかはわからない。
あと特徴的な攻撃は爆発する氷の柱。爆発したあと範囲内にいると継続ダメージ+凍結を喰らうので離れるしかない。ただ、このときカリゴに近づけていれば攻撃チャンスでもある。
飛び回ってくるから難しいけど、氷柱やブレス攻撃に対してとにかくカリゴの近くにいた方が基本的に安全。つまり追跡者がやっぱり安定するなぁって印象。
凍結発生するとカリゴの攻撃力が上がってしまい、どうしても冷気ゲージは増えるから山嶺で『山嶺の恩寵(冷気耐性+凍結で攻撃力アップ)』や『冷気の状態異常耐性上昇』を取るとかなり楽になる、『竜特攻』も取れるしね。
あと全体的に凍結を含めた継続ダメージが多いから普段は扱いにくい『聖杯瓶のHP回復量を高めてHPをゆっくりと回復する』特性はよかった。
ギミック主体のボスは攻略法の確立とそれが認知されるまでは難しいけど、そこを超えてしまえばギミック対処でなんとかなるから1回限りの攻略ならともかく周回すると作業感が増してくる。その点、こういう純粋な強化系は道中(一日目~二日目)の経験値稼ぎや装備、特性など準備段階の比重が増してくるからナイトレインに向いているのはこっちだと思うな。
というわけで残り2体のうちリブラはギミック寄りになるイメージだけど、グラディウスは正当強化系を期待したい。
コレクターの看板の商品に追加されていた遺物『霧の暗き夜』は通常個体カリゴの報酬『霧の夜』に似た性能。安定した凍結付与ができるのはよさそうで執行者がよくやる出血+凍結の組み合わせに選択肢が出てきたのはいいけど、氷弱点のボスがいないからそれ以外の出番はなさそうだ。