【感想まとめ】
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※シーズン2以降の感想記事はストーリーのネタバレが含まれます。既プレイ推奨。
シーズン7でジリアンとシーザーの物語に決着がつき一区切りしたことで、シーズン8はタイトル画面の雰囲気やゲーム内の演出、画面サイズなど細かな部分が変化してた。とはいえ、唐突に初見のミニゲームが始まったりするゲーム性はこれまでどおり。
シーズン8はバロウズに敗北してから2ヵ月間に何が起きていたか、対テロ部隊OCTの参戦、覚醒するカロンの話が主軸となる、世界観の転換点だった。
・ラプラスに現れた第三勢力:対テロ部隊 OCT
国の軍隊であるOCTがラプラスに投入され、状況は一気に複雑化した。
市長のバロウズは表向きはテロリスト(ノエルたち)を捕まえるために協力しているが、裏では悪魔の契約を利用して暗躍しているためOCTを邪魔だと思っているし、OCT側もバロウズの裏の顔には気づいている感じで、互いに腹を探り合ってる。つまり、OCTは第三勢力として物語に食い込んでくるわけだ。
隊長の3人が登場し、これから順番に戦う展開になるのはほぼ確実だろうけど、初っ端のリベリオが独自行動でノエルに共感してきたあたり、早速ただの敵では終わらなそうな気配がある。
・新たな悪魔スピカと覚醒したカロン
シーザーが神に近い視点を持つ悪魔だったのに対し、スピカはもっと冷たく、もっと人間の心に踏み込むタイプの悪魔に見える。まだ本心は読めないけど、結果的にカロンを覚醒へ導いた存在であることは間違いない。
シーザーに続いてスピカという強い力を持った悪魔が出てきたことでカロンの未熟さが際立ち、スピカにはバロウズに与えた代償を克服されてしまったことを指摘され、悪魔としてカロンはどうしても格が落ちるように見えてしまった。しかし、その劣等感を煽ったことをきっかけに覚醒する演出は熱かった。
それもスピカの狙いどおりっぽいから、スピカの悪魔としての格の大きさがわかる。
・バロウズの狂気の根源
シーズン7でバロウズの行動原理(父と街への嫌悪)が語られ、カロンが見えなかったバロウズの狂気の根源に触れたと思っていた。しかし、シーズン8で新たに『ラプラスの深淵』『ラプラスに受け継がれる、秘密』という、ラプラス市にはまだ明かされていない謎があることの示唆。
OCTの隊長が何かしら知ってそうだったから、バロウズの狂気は個人的な恨みだけではなくて、ラプラスという街そのものに刻まれた何かによって形作られているのかもしれないと思った。
それがバロウズの致命傷になり得るもので、ノエルたちが暴くべきものか。物語の着地点がようやく見えてきた気がする。
・悪魔の契約の核心
『バロウズの破滅って具体的に何? 代償を克服したって何だよ!?』って若干モヤモヤする部分があったけど、『契約も代償も具体的であるほど刺さる』という悪魔の契約の設定を補足してくれた。
カロンはバロウズがなぜ父親を殺してでも市長目指したのか知らなかった。だから、破滅のさせ方が的外れで代償を克服されてしまったという話はすっきりした。そして、この具体的な破滅こそが、ラプラスの秘密と結びついていくんだろうな。