Omega Strikers(オメガストライカーズ)は基本プレイ無料のオンライン対戦ゲーム。
プレイヤーはストライカーと呼ばれるキャラクターを操作、チームメンバーと協力して勝利を目指す。一言でどんなゲームかといえば、3vs3のエアホッケーだ。
3vs3でコアと呼ばれる球を攻撃しあって相手のゴールにコアを入れることで点数を稼ぐ。
1試合4分の間に5点先取すると勝利するが、デュース制で2点差をつけないと勝利にはならない。
5点-4点で試合時間が終了しても延長されて2点差になるまで決着しない。
それぞれキャラクターは通常攻撃とアビリティ3つが使用できる。
アビリティはメイン、サブ、特殊に分かれキャラクターによって性能、CD(クールダウン:再使用時間)が異なる。
通常攻撃 | CDとても短い | 距離の短い一瞬だけ攻撃判定のある攻撃 |
メイン | CD短い | キャラクターのメイン攻撃アビリティ |
サブ | CD少し長い | ダッシュしたり移動速度アップ効果を得られる移動系アビリティ |
特殊 | CD長い | 強力な必殺アビリティ |
ほとんどのアビリティはコアを攻撃するのに加えて敵プレイヤーにヒットする。
プレイヤーがアビリティによる攻撃を受けるとダメージを受け、ノックバックしたりふらつかせることができる。場外に向かってノックバックされるとK.O.となり約10秒(負けてるときは8秒?)復帰できなくなる。
プレイヤーネームの下にあるゲージがふらつきバーで、完全にふらつくと吹き飛びやすくなる。
時間経過やフィールドにランダム出現する緑色オーブを取ると回復する。
※オーブは色によって効果が異なる
ふらつきバーの横にある数字がキャラクターのレベル。
コアに攻撃をヒットさせる、K.O.を奪う、オーブを取る、ゴールを決めることでキャラクターはXPを獲得してレベルアップする。レベルアップすることで攻撃力や移動速度が上がる。戦闘がメインのMOBA系ゲームと比べたらレベル差による決定的な差はないように思う。
(追記)流石にK.O.合戦になるとレベル差を感じるけど、あくまでコアの得点数を競うものだから決定的な差とはいえない。
本作は『League of Legends』や『チームファイト タクティクス』の元スタッフ製作によるゲームということでこういったMOBA系の要素が含まれているが、知識が必要なアイテムビルドなど初心者にはむずかしい複雑な要素は排除されている。
チームの基本構成はフォワード二人とゴールキーパー一人となる。
モード選択時に好みのポジションを選択できて、マッチングしたときにチームメンバーの内一人に「GOALIE」アイコンが付く。
GOALIE=ゴールキーパーになると試合開始時と得点後の初期配置がゴール寄りになる。
意思疎通ができるフレンドとチームを組むならともかく、ランダムマッチングの味方と遊ぶときはポジション希望を出しておいて、ポジションに合ったキャラクター選択と動きをしよう。
自軍ゴール周辺のエリア(ゴールアーク内)にいる間はアビリティのCD時間が短くなるディフェンスボーナスを受けられる。
遊んでて思ったことや気づいたこと、あとは基本ルールの理解よりもっと後で必要になるゲームの知識など。
移動方法はPCならキーボードのWASD、マウスのポイントクリック、ゲームパッド(正式サポートは準備中)に対応、アクションは通常攻撃とアビリティ3種のボタンを押すだけ、カメラ操作はなく味方と敵の位置はずっと見えてるし戦況を確認するためのポイントやゲージはほぼない。
そして、PCからモバイルプラットフォームまで展開されるため自分の環境にあわせて遊べるようになる予定とかなり遊びやすい。
操作はシンプルだけど常に目の前に敵がいる状況でコアが動き回ってるから忙しさはあり、1つのミスが勝敗を決しかねない緊張感がある。
1試合4分か5点先取で終了するので気軽に遊べる。
チーム対戦ゲームでよくある味方と息が合わなかったり、敵チームとの実力差でイライラすることがあってもすぐに1試合終了するからストレスは少ない。
デュース制で延長することはあるけど、そうなったら実力が拮抗する楽しい試合なので問題はない。それで負けたときの悔しさは対戦ゲームの醍醐味だ。
リリース直後なのでみんながルールとかキャラクター性能を理解しているわけではないから仕方がないけど、GOALIEに指定されているのにポジション無視してガンガン前に出たり、単純に操作が不慣れでゴール前でコアに攻撃が当てられずイージーゴールが決まることが多い。
アジアサーバーはあるようだけどPINGが高くてラグがひどいときがある。
なので、現状はゴール前でコアをセーブするときなどミスが失点に直結するときはタイミングがシビアなアビリティより通常攻撃の方が安定する。
PINGの問題はこれから改善されることを期待しよう。
リリース直後のためバランス調整は頻繁にされるだろうし、キャラクターの追加が早々にされる予定なのであくまで現段階での話。
とりあえず初期から解放されている4キャラクターの特徴を挙げる
キャラクター | 使用難易度 | 特徴 |
---|---|---|
ジュリエット | 中 | 近距離攻撃特化のフォワード、瞬間的な爆発力は高い |
KAI | 易 | 手数の多い遠距離弾と移動速度アップバフで両ポジションいける |
ドゥブ | 易 | 壁を設置するアビリティを持つゴールキーパー型 |
エステル | 易 | 即着弾のメイン攻撃を持つ遠距離特化型、両ポジションいける |
使用難易度はゲーム内表記の3段階を載せた。
実際のとこドゥブは特殊アビリティの壁は上手く置かないとコアを前線にクリアするときの邪魔になるし、メインの丸竹は出が少し遅いからタイミングが難しく使用難易度はもっと高いと思う。
キャラクターの追加は試合やミッション達成で得られるゲーム内マネーのストライカークレジット(SC)で購入できる。
リリース時から購入できたキャラクターは各10,000SC、あとで追加されたアシェルは25,000SCとなっている。
序盤に多く達成できるチュートリアルミッションを終わらせた頃には30,000SCくらい貯まってるはずだから2~3キャラクターはアンロックできる。
試合では勝利したとき450SC、敗北したとき300SC貰えるのを確認。MVPとかリザルトで上下するかもしれない。
アシェルの追加以前はエラが明らかに強くピック率は高かった。特殊アビリティの魔力の渦が広範囲・遠距離攻撃でコアも敵も吹っ飛ばせる強アビリティなのにCD15秒と短い。メインもアビリティ1つで味方にはバフ、敵にはデバフを与え、サブは現状唯一の味方にヘイストバフを与える効果を持つ、要するに一撃必殺アビリティが使えるサポーターという強キャラクター。
今はキャラクター購入で迷ったらエラを買っておけば間違いないだろう。
体感ではジュノーのピック率もそれなりに高いように感じたけど、たぶんキャラ性能より特殊な癖とか見た目の好みで選ばれてるんじゃないかなと勝手に思ってる。
既にシーズン1のランクモードがはじまっている。
チュートリアルを含めた最初の数ミッションをクリアするとランクモードが選択できる。
競技性の高いゲームに導入されるBAN設定がある。
禁止設定=BANしたいキャラクターはあらかじめ設定しておいて、マッチングした同チーム三人の禁止設定の中からランダムで選ばれたキャラクターがBANされる。敵チームからも一人選ばれるので最大2キャラクターがBANされる。
上で書いたようにエラが今のBAN候補ではあるけど、味方にいれば心強いし使いたい味方はいるかもしれない。そんなわけで、個人的にK.O.性能が高くて不快なXをBANしてる。
プレイスタイル、キャラクター性能に関わる要素。
一言でいえば、事前に設定しておくパッシブスキルである。
トレーニングを設定する枠が3つあり、それぞれ該当するアイコンのアビリティやキャラクター性能に付加効果を与える。
トレーニングはストアで購入できるものはあるが、初期から使えるもので差を感じるほどではない。
それに現在購入できるものはどれもゲーム内マネー各5,000SCなので課金アイテムというほどでもない。
トレーニングの設定は数パターン名前を付けて保存しておける。
キャラクターピックのあと試合開始まで選べるから味方や敵の構成、ステージを見て選ぶことができる。
ステージは障害物が設置されているパターンがいくつかあり試合前にランダムで選ばれる。
ステージ構成はキャラクターピック中の画面左上で確認することができ、ステージの中央に障害物がドンと置かれているものからゴールアーク内の端っこにポツンと設置されているものまである。
攻撃アビリティには敵をノックバックしたり、ふらつかせる性能はあるけどアビリティをフルに使って一人K.O.しても敵が復帰するまでアビリティなしでは得点を取るのは簡単じゃない。
そこで狙うのはステージの端っこ、場外付近にいるプレイヤーだ。場外へノックバックで押し出せばいいから隙があればCDが短いメインアビリティ1つでK.O.することもできる。
逆にいえば場外付近はK.O.される危険があるということでもある。
新たな対戦ゲームということでバランス調整はまだまだこれからという感じではあるけれど、シンプルな操作感と気軽に楽しめる要素が豊富でなにより無料だから遊びやすい。
PINGが高いときはあるものの、新作オンラインゲームの宿命である通信エラーとか操作ができなくなるような致命的なバグは遭遇してないし新作にしては完成度はとても高いように思う。
バランス調整や報告されているバグ修正の対応は早く今のところ運営のレスポンスは良い雰囲気。最初から日本語を含め20言語に対応した力の入れ様も伺える。
余談だけども、SteamストアページやYoutubeで見られるオフィシャルトレーラーで流れてる主題歌が日本語の歌詞なんだよね。日本向けのチャンネルがあるのかと調べても1つしか見つからなかったからあれが本家らしい。