来年1月25日に発売を控える『風来のシレン6 とぐろ島探検録』を前に積んでいた風来のシレンGB月影村の怪物をやっておきたくなった。
箱、説明書、アンケートハガキ付きが安かったので随分前に買ってたやつ。
風来のシレンはシリーズごとに時系列がバラバラで風来のシレン6はGBの後になっている。
時系列順(発売年/作中シレン年齢)
・風来のシレン2 (2000年:シレン10歳)
・風来のシレン外伝 (2002年:シレン11歳)
・風来のシレン (1995年:シレン18歳)
・風来のシレンGB (1996年:シレン19歳)
・風来のシレン6 (2024年:シレン19歳)
・風来のシレン4 (2010年:シレン19歳)
・風来のシレンGB2 (2001年:シレン20歳)
・風来のシレン5 (2010年:シレン20歳)
・風来のシレン3 (2008年:シレン21歳)
風来のシレンのストーリーはオマケだから過去作をやってることで得られるものはたぶんないんだけども、こういうタイミングでもなければやりそうにないからいい機会だ。
日記(セーブデータ)を作って最初にするのは3段階の難易度設定。
難しいがSFC版クリア経験者向けで、難易度を下げると敵の強さ、出現アイテム、識別状態が変わるようだ。難易度はゲーム中に変更可能で、難しいじゃないとエンディングにいけないようだから最終的には難しいで挑戦することになる。
直近の4、5では難易度が設定なくなっているけどマニアックなゲーム性だからシリーズ未経験者にも触れやすいように復活してもいいと思う、最新作6ではどうなるんだろうね。
ストーリーはシレンが辿り着いた村で困ってる人がいてそれを助けるためにダンジョンに挑むという定番のもの。物語中に明らかになる村の秘密とか、ダンジョンで倒れたときに進行するイベントとかGBのストーリーにしては凝ってる。
年に一度、謎の怪物オロチに子どもを生贄に捧げないといけない村で、生け贄に捧げられた少女フミを救うために、村の少年ナギが村の掟を破って助けに行ってしまったのでシレンが助けにいく。
初代から完成度の高いダンジョンはGBでも変わらず。GBのグラフィックだからモンスターを見た目で区別するのは難しいかもなって思ったけど、シリーズ定番のモンスターはちゃんとわかるシンプルな作りになってる。
ボタン数がSFCより減ってて操作性は若干不便になってるものの、同時押しや配置を工夫して風来のシレンがちゃんと遊べる。
ダンジョン難易度は易しめな印象。SFC版で凶悪過ぎたモンスターは修正されて、それに代わるほどの嫌らしいモンスターはたぶんいない。オヤジ戦車の爆発で道具が消えないとか、ボウヤーが等倍移動など最近のシレンより随分と優しい仕様だ。
上位の武器盾を拾えたら殴り合いで解決できるモンスターは多いし、透視の腕輪とか強力な道具が床落ちしてるから道具運でわりとなんとかなりやすい。
道具種類がまだ少ないからシリーズ経験者なら未識別の鑑定が容易で困ることもない。
といった感じで全体的に風来のシレン入門に勧めたい手軽さだ。もっとも、かつてはWindows版とAndroid版が存在したが現在はどちらも配信終了しており遊ぶ手段がGBしかなくて手軽には遊べないのだが。
Windows版からの追加ダンジョンとかあるようだし、リメイクされたらやりたいよね。風来のシレン6が奇跡的にヒットして過去シリーズのリメイク期待したいな。