敵の大群を倒しながら自キャラを強化していくVampire SurvivorsのフォロワーゲームSoulstone Survivors（ソウルストーン サバイバーズ）の早期アクセス版がリリースされた。今回は体験版になるSoulstone Survivors: Prologueのプレイレビュー。
プレイ中の操作は主に移動で自動攻撃するゲーム性はVampire Survivorsをベースにしているが、ダッシュによる回避行動やマウス（ゲームパッドなら右スティック）で攻撃方向を調整するエイム操作が必要で、移動だけでほぼ完結するVampire Survivorsよりアクション操作が求められる。
敵は近接の通常攻撃や自爆特攻を除けば攻撃の予兆が赤い範囲で現れる。
敵が増えてくるとずっと赤いサークルに追われるような戦いになってその場には留まれなくなるから常に赤い範囲から出るように移動し続けて間に合わないときはダッシュを、進行方向に敵がいるならマウス（右スティック）でエイムして邪魔な敵を排除しながら安全地点を確保していく。
レベルアップ時に選択肢からスキルを習得したりレベルアップするシステムもVampire Survivorsのまま。
特徴的なところは攻撃スキルには火や雷といった属性があって、火は火傷状態（継続ダメージ）にしたり雷はめまい状態（被クリティカル率アップ）にするなど特性がある。
攻撃スキルをサポートするパッシブスキルには属性や状態異常に付加効果を与えるものがあるから、ただ強いスキルを選ぶだけでなく相性の良い組み合わせを考えながらビルドしていく。
攻撃スキルは6種まで所持可能で、7種目からは入れ替えられる。
パッシブスキルは上限なし（？）でいくつも入手できるけど、基本ステータスを上昇させるものまであっていくつあっても足りないと感じる。
終盤は敵の攻撃がかなり激しく、初期のHPと防御力では一瞬でやられることもあるから基本ステータスを上昇させる地味なスキルも選択することが必要になる。
毎回リセットされるローグライトを冠しているが、強化を引き継げるRPG要素も豊富。
Vampire Survivorsもお金を稼いで初期状態を強化するパワーアップ要素があって、今作ではキャラ共通のスキルツリーがそれに当たる。こちらはそれ以外にも素材を集めてキャラ別の武器を作って初期ステータスや攻撃スキルを変更したり、体験版では解放されてないけど強化能力を5枠セットできるルーン、敵を強化する呪いというのもある。
自キャラの成長幅が広いから製品版
エフェクトがド派手すぎて攻撃スキルが増えてくると画面がぐちゃぐちゃになって自分とか敵がどこにいるのかわからなくなってくるのだけども、これはグラフィック設定で表示量を変更できる。
攻略のためなら最小限にするのがいいだろうが、せっかくの豪華なエフェクトを切るのは勿体なくもある。ゲージ式で微調整できるから絶妙な範囲に収めたいね。
500円のVampire Survivorsと比べたら1200円はそれなりだけど、遊んでみれば価格に納得できるふさわしいリッチなつくりのVampire Survivorsフォロワーゲームになっているから、ヴァンサバを楽しめた人や流行ってきてるこのジャンルを遊んでみたくてせっかくなら出来の良いものを遊んでみたいのならSoulstone Survivorsは是非オススメしたい。