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TRIBE NINE / オールインアビス / 都市伝説解体センター:NEXTフェス巡り

Steamにて開催している近日登場予定ゲームの体験版がいろいろプレイできるNEXTフェス。その中でウィッシュリストに入れていたゲームから3本プレイしてみた感想。

TRIBE NINE(トライブナイン)

基本プレイ無料でガチャ課金要素のある死にゲーxアクションRPG。
世界観原案を『超探偵事件簿 レインコード』やスパイク・チュンソフト時代の『ダンガンロンパ』メンバーがいるトゥーキョーゲームスが担当しているので早速プレイヤーを惑わす導入からはじまってくれる。

©︎Akatsuki Games Inc.

仮想世界やら記憶喪失、そしてデスゲームなどトーキョーゲームスではお馴染みでむしろ出てこないと不安になる設定がいつもどおり出てくるけど、今作は長期運営が前提のガチャゲーのはずだから正式サービスがはじまった途端に「デスゲームは中止します!」と言われてもトゥーキョーゲームスならやりかねないというかもうやってるからどうやってこれらの設定を生かすのか楽しみだ。

2Dドット風画面で移動やストーリー進行、敵と接触すると3Dアクションバトルに移行する形式。

©︎Akatsuki Games Inc.

バトルについては3人パーティでキャラごとのスキル、条件を満たせば使えるアルティメットスキルを駆使して戦う流行りのタイプ。何も考えずに攻撃ボタンをポチポチしているだけだと与ダメージは小さく被ダメージは大きくてすぐやられる。
敵の攻撃予兆を見て回避行動をすることになるんだけど多人数戦のごちゃごちゃしたエフェクトの中ではよく見えない&聞こえないのが難点に感じた。危ない攻撃だったら画面にドンと『危』の文字を出してくれないとって狼も言ってた。

©︎Akatsuki Games Inc.

キャラクターに装備できるテンションカードとキャラクターそれぞれが持つスキルのバフ効果で攻撃力を上げたり、被ダメージを抑えることが必要になりそうだがテンションとキャラ入手はガチャだからどれくらい課金するかによってゲーム体験は変わるんだろうな。ガチャの形式はぱっと見HoYoverse(原神、ゼンレスゾーンゼロ)に寄せてるみたい。

ガチャゲーは積極的にプレイしてないけどトゥーキョーゲームスの関わるストーリーは一旦気になるからプレイするつもり、でも急にはじまる野球(ストーリー的にはむしろこっちが本命?)とかゲーム内のノリはいつもどおりクセがあるから大衆受けするかは体験版プレイした限りは怪しいかな。
実はメディアミックス作品で2年前には既にアニメ化もしてた。未視聴でどこまで今回のゲームと関わりあるのかわからないけど視聴できるプラットフォームがあったら見ておきたいね。

オールインアビス イカサマサバキ

自称天才ギャンブラー瀬名原アスハがギャンブル特区を支配する魔女たちに挑むギャンブルアドベンチャー。
一部ゲーム内特別ルールはありつつ基本はポーカー(テキサスホールデム)をプレイする。もちろんルールはゲーム内で教えてくれるからポーカーを知らなくても遊べる。

タイトルどおりマジメにポーカーをするゲームじゃなく敵となる魔女たちはイカサマを使ってくるのだけども、イカサマと真正面に戦うわけじゃなく街の探索とストーリー進行で魔女が使うイカサマの正体を暴いていくアドベンチャーパートもある。

金に困ったらポーカー、喧嘩になったらポーカーと何でもギャンブルで決着できるギャンブル特区が舞台だから普通にポーカーをする場面も多い。
ポーカーばかりやってると飽きてきそうだけども自称天才ギャンブラーの主人公はイカサマばりの特殊能力を持っていて少しずつ能力が増やせるっぽいからそこで味変してくれるのだと思う。とはいえメインはアドベンチャーなのかな、ACQUIRE(アクワイア)だからキャラクターとアドベンチャーパートのクオリティは心配しないでいいだろうからポーカーどうこうよりそっちで気になったら遊んでみるといいと思う。

都市伝説解体センター

都市伝説や怪異などの事案を解決する探偵事務所『都市伝説解体センター』の調査員にされてしまった主人公がさまざまな依頼を解決していくアドベンチャーゲーム。

綺麗な3D映像とはまた違った緊張感を与えてくれる特徴的なグラフィックにまず惹かれ、体験版をプレイしてみるとかなり演出やムービー映像が凝ってて楽しめた。
主人公の福来あざみが持っているその場に残る記憶を視るサイコメトリーのような能力を使って現場の調査をしたり関係者との話で情報を集めたら穴埋め形式の推理をするって流れでゲームとしてはシンプルだけども見せ方が良いのか体験版の範囲だと作業感はなかった。

噂から生まれる都市伝説を調べるためのSNS調査ってのが現代的ながら一昔前より廃れた感じの都市伝説との妙なギャップがおもしろい。
SNSで炎上している友人を思って擁護するメッセージを送るとか主人公あざみの「あ、この子ダメな子なんだ」と一発でわからせてくれるのが印象的でよかった。

怪異や呪いの仕業なのか、それとも実は厄介な人間が起こした普通の事件なのかって疑う余地があるのもいいね。
おもしろかったが体験版は最初の事件の解決まではプレイ出来ずにいいとこで終了し、製品版は2025年2月発売となっているのでしばらくお預けとなる。

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