Categories: ダンガンロンパ

スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 再クリア後の感想と考察

待望のシリーズ新作『スーパーダンガンロンパ2×2』を前に、ダンガンロンパを復習しておきたくなって無印に続いてスパダン2も再プレイした。
既プレイだからこそ気になったことや、初見時のことを思い出しつつの感想をまとめて書いてみる。
基本的には無印とスパダン2の情報のみで考えられることにして、アニメ情報は後発作品なので注記がなければ取り入れてない。

【関連記事】ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 再クリア後の感想と考察

※ネタバレ注意! ダンガンロンパシリーズ全体を通してのネタバレまで含まれます。

各章の感想・考察

プロローグ

・仮想世界の伏線
プログラムコードの描写、ドット絵ゲーム表現、ノイズなどは仮想空間世界の伏線だった。
このスーパーダンガンロンパ2の経験から、他のゲームで不思議空間が舞台のADVゲームをするときは仮想世界を疑うようになってしまった。

・日向の秘密
主人公が希望ヶ峰学園の校門前で思いを語るところからはじまる無印と似たような展開だけど、日向が予備校生であることの示唆はよく見るとされている。
ただ、無印をやってても予備校生の存在は明らかになっていないからこの時点でわかるわけもない。

・初見時にプロローグ時点で気になるだろうこと
1.十神と狛枝の正体は?
十神は見た目がふくよかになっているものの才能は超高校級の御曹司だし、この状況に順応するのが早くて慣れているような雰囲気を出してくるから、記憶を消されただけで前作と同一人物のように思ってしまう。
狛枝も苗木とは同じ超高校級の幸運で、名前もアナグラムになっているから十神ほどでないにしても同一人物の疑い、あるいは関係者のように思わされてしまうところ。1章裁判で「絶対に苗木じゃないだろ!」と確信することにはなるけれど。

最終的にはどちらも関係もないわけで「これだけ似てるのにストーリーに何も関係ないわけないだろう」というメタ推理を裏切ってくるからダンガンロンパはおもしろい。

2.前作との繋がりはあるのか? あるなら時系列は前か後か?
十神が同一人物だとしたらモノクマを知らないのはおかしい。つまりは前作より過去か、記憶を消されている未来か、あるいは前作とは直接繋がりのないパラレル世界なのかもと思うことになる。

3.主人公の才能は?
前作の超高校級の???は霧切の超高校級の探偵だったから期待度は高まるというものだ。この時点ではね。

・ウサミに肯定的な七海
既プレイ視点で見るとウサミに言われた希望のカケラを育てる話をみんなにやるよう勧めているし、ウサミストラップも「意外とカワイイと思うけど」とみんながポイ捨てしてるなか擁護していて同陣営の繋がりが見える。
あと七海に関して「自分の中で喋る事をまとめてからでないと、ちゃんと喋れない」というのは、プログラムのラグという理由付けなのかもしれないと思った。

・非現実的なことを言うウサミ
存在そのものがおかしいという話は置いといて。
天気が曇ったときに「ど、どうして…あちしは何もしてないのに…」と天気が急に変わったことを不思議に思っている。以降も、マジカルステッキさえあればどうにかなったみたいなことを言い続ける。改めてみると「そんなわけないだろ!」な描写やセリフは多い。

1章

◆(非)日常編

・思わせぶりなことを言いまくる十神
初見のときも「かつての苦難を乗り越えた俺だからこそ」「人には語れない過去」辺りのセリフは前作コロシアイのことではなさそうって感じてた。当時は深読みして『無印でクロになり生き残った世界線の十神』って考えた記憶がある。

・罪木をイジメる西園寺
消された記憶の学園生活(2章トワイライトシンドロームの中)でもイジめてたし、根本から相性が悪いというか嫌いらしい。スタイルの良い罪木にコンプレックスでもあるんだろうか。

・前作の重大なネタバレを最初からバラすモノクマと信用できなくなるモノミ
学園生活の記憶を奪われたこと、そして記憶を奪ったのはモノミであることがいきなり明かされる。それを律義に否定しないモノミのせいで、プレイヤー視点ではモノミへの信頼度が下がるようにしてる。

裏切り者の存在もいきなり明かし、モノクマもその正体は知らないってこのときは言ってるけど実は知ってた。さくらちゃんのときみたいに、ここぞって所でバラして争いのきっかけにしたかったのかもしれない。実際、みんなから信用されていないモノミの同陣営とバラされることで、裏切り者という名称から仕方ないけど敵だと思い込まされてる。

・既に繋がりの見えるペコ山と九頭竜
朝食会に集まらない九頭竜の話で「今朝は欠席すると言っていたな」とか、パーティをすることになったとき「パーティの件を九頭竜に伝えておけばいいのだな?」と率先してペコ山が九頭竜との繋ぎ役になってる。

裁判中、ペコ山が事務室にいればブレーカーをあげられたかもしれないって話になったとき、九頭竜から「…気にする事はねーらしいぞ」とさりげなくフォローもしている。

・くじ引きで超高校級の幸運を利用する狛枝
細工して実行するのが確実なんだろうけど、それだけ狛枝が自分の才能を信じているってことが後々の伏線になってくる。

◆非日常編

・事件について
重要そうな人物の退場、最初に殺人を計画した人物とは別の人物が真犯人という無印の第1章と共通点のある事件。

狛枝は自ら殺人を犯してみんなの踏み台になってもいいと言ってるけど、計画通りに事が進んだとしてもナイフを手に取った後どうするつもりだったんだろう?
暗闇の中では誰も刺せないし、刺せたとして返り血の問題や調査したらバレるであろうナイフの隠し場所から狛枝を特定するのは容易だ。狛枝自身は生き残る気がなく、コロシアイのきっかけ作りだから初回は簡単でもよかったのかな。

・くどい茶番
これからずっと行われていくモノクマとモノミの空気を読まない茶番。
日常編ならともかく、十神が死んだ直後やおしおきの直後など、そんな気分じゃないのにやってくる。くどいのがまたヘイトを高めていく。
日向たちだけでなく、プレイヤーからもモノミの信用度を下げておきたいのだろうな。

・ちゃっかり手掛かりを言うモノクマ
「ちなみにブレーカーを落としたのはボクじゃないよ。もちろん犯人の方ね」
そりゃそうだって話だけども、犯人からしたら言うなよって思うところだろう。
それにブレーカーを戻したのはモノクマなんだけど、もっと停電が長ければ輝々は余裕を持ってキッチンまで戻ることができて、大広間に合流するのも早く罪木の恥ずかしいポーズを見れたかもしれない。

以降の事件でも、無印に比べてモノクマからヒントを出してるように見えた。
黒幕は裏で卒業プログラムの改ざんしてる最中だし、うっかりクロが勝ち残らないように介入してるのかな。

・十神の退場と狛枝の変貌
前作との繋がりがありそうだった二人の退場と変貌に初見時は驚かされた。
狛枝に関しては、この時点で希望側を煽ってくる絶望側に見えなくもなかった。でも怪しすぎて怪しくないタイプでもあった。

「おっと…キミはまだ自分の才能を思い出せてないんだったね?」のセリフは、実は日向の才能を知ってるかのような言い方だったけど、実際は知らないミスリードだった。 

・記憶を戻すことに反応するモノミ
輝々の処刑後、モノクマの「コロシアイが始まったら記憶を返してあげるって…」に対して「え? 言っちゃうの? けど…それを言うのはさすがに…」とモノミは渋っている。
これでモノミがみんなの記憶を奪ったことが真実であることが補強され、よりプレイヤーからの信用度が下がるわけだ。

2章

◆(非)日常編

・遺跡の謎
希望ヶ峰学園に見えるのは実際希望ヶ峰学園をモデルにしてるのだろうし、初見プレイヤー的には建物がボロボロな状態だから無印よりずっと未来の話かと思わせるミスリードなのかな。

遺跡の事を知らないと言うモノクマとモノミ。
知らないは嘘だとして、モノクマが入れないことに驚くモノミ「という事は、あんたもあちしと同じで…」は、モノクマがプログラムのルールに縛られていることを示してた。

・世界の破壊者
初見のときは超高校級の絶望をまず思い浮かべるけど、それをモノクマが他人事で話してることには違和感を持つところ。日向たちに世界の破壊者と繋がる裏切り者に敵対心を持たせるためかな。
モノミも黙ってないで「世界の破壊者じゃないでちゅ!」って言い返さないからさ……。

◆非日常編

・事件について
動機がトワイライトシンドロームだったわけだが、あれをプレイして特典を手に入れて行動起こすのは九頭竜、あるいはペコ山くらいだから狙い撃ちされている。
一番ゲームに手を出しそうな七海が手に入れていたら表に出てこなかった気がするけど、裏切り者ではあるから目立つ行動はしにくかったのかもしれない。

ペコ山が自分は道具にすぎず真犯人は九頭竜だという無理やりな主張は、判断がモノクマに任されるわけだけど、どっちで判定されても九頭竜は生き残るからペコ山にとっては最良の手段だった。どちらにしてもペコ山は死んでしまうのだけど。

・九頭竜は過去に殺人をしているか?
話の流れ的に九頭竜はE子(サトウ)を殺しているのだが、実際に殺しているのか?
ペコ山の九頭竜に殺しをさせようとしない心情を見てると、元の世界でもペコ山が代理でやってる可能性がある。

アニメ(ダンガンロンパ3)の内容を真に受けると、トワイライトシンドローム殺人事件はモノクマがかなり脚色を加えていることになるから、ゲーム内の描写が真実とは言いにくい。

・江ノ島アルターエゴはいつ作られた?
作ったのは本人が言ってる通り自分自身だろうけど、自称殺人鬼登場に「またかよ…」と言っているのはジェノサイダー翔のことだろうし、裁判後の「どことなく彼(苗木)に似てるかもね」や、最終決戦後の「いっぺんあんな絶望を体験しちゃった以上はさ、もう戻れないのよねー」と言っていることから、無印のコロシアイ学園生活の情報はすべて学習しているらしい。カムクラがやったのか?

・モノミの問いかけ
裁判後の爆弾(?)に向かってしゃべるモノミ。
ここでモノミはみんなを外に出すべきか出さないべきか迷っている様子で、基本スタンスとしては外に出そうとはしていない感じ。実際は独り言ではなく、これを見ている未来機関のメンバーに話しかけている。

「あちし達の計画の最終段階さえも、乗っ取ってくるはずでちゅ」「その先に待ち受けているのは、忌々しき超高校級の絶望の復活…」
超高校級の絶望の復活を阻止しようとしていることから、モノミが絶望側でないことは察する。
後々知ることになる黒幕の最終目的(超高校級の絶望の復活)も既に把握しているようだけど、それなら過半数いるこの時点で強制シャットダウンできれば……と思うところだけど、あれは万が一で苗木が用意しておいたものだからモノミは知らないか。

3章

◆(非)日常編

・ウサミXファイル
無印では明らかにされていなかった人類史上最大最悪の絶望的事件のきっかけについて、本科との待遇格差に不満を持つ予備学科の生徒達が学園側を相手取った武装闘争であることが書かれている。
その裏で超高校級の絶望が暗躍していたことは明記されていないし、肝心な所が文字化けしているから、このファイルもモノクマの検閲が入ってるんだろう。そもそも、本来ならこの世界には不要なファイルですらある。

日向「予備学科ってなんだよ? そんなの聞いた事ないぞ…!」
モノクマ「他のみんなはともかく、キミだけは確実に知ってるはずなんだけどなぁ…」
ここで日向が予備学科生であることをわかりやすく示唆してる。日向についてはもっと重要な秘密があるから、ここはあえて明かしているのかな。なんなら『日向は学園と敵対した予備学科生側で事件を起こした中心人物なのでは?』と疑わせようとしてる感じすらある。

・ウソつき病の狛枝
ウソつき病の狛枝が「狛枝凪斗って言うのは偽名なんだ」って言うからつまり本名。初見でも苗木が記憶喪失になっておかしくなった説はなくなる。

・日向の夢
絶望病騒動が起こってから見た日向の夢。
希望ヶ峰学園に入る前の中学時代の教室と思われ、予備学科に入る日向に対する厳しい声が聞こえてくる。思い出す病気を発症していた罪木と濃厚接触していたため、日向も思い出し病の症状が出ていたのか。

◆非日常編

・事件について
無印と同じく3章では連続殺人が発生。と言ってもクロの計画になかった二人目の殺人は偶然の出来事で、モノクマが無印コロシアイを模倣しようとしたならタイミングは誘導してそう。
動機は絶望病になるけど、モノクマが発症から症状まで思い通りにできるなら完全に罪木を狙い撃ちしている。

モノクマは直接生徒に手を下せないルールを課せられているはずだけど、これがありなら何でもありな気がする。そもそもがコロシアイが発生することを想定していないプログラムだから、ルールの穴はつき放題な気がする。

・罪木が発症したのはいつだろう?
罪木が日向を抱き枕にしてたときに、2回目の日向の部屋のときだけ「やたらと熱くて…」とあるから、初期に発生した3人よりは後だと思う。
病院で抱き枕にされた直後に狛枝の症状が悪化して、看病してくれてた罪木の表情が絶望してたって言うから、3人発症→狛枝死にかけ→罪木発症と見る。

モノクマからすると、みんなからのヘイトをかってる狛枝を弱らせたら誰か行動するかと思いきや、何も起きなかったから罪木に直接的な動機を与えたのかな。

・罪木の絶望病
思い出す病気で記憶を取り戻し、このコロシアイ修学旅行が始まる前の姿(超高校級の絶望)になった。
初見のとき「あいするひと」が江ノ島であると予想するなら「あの人が今も生きていたら…」から無印より後の話であると判断できる。

罪木は裏切者の正体を知ってる素振りだったけど、明らかに見た目と性格が変わってる日向と、いないはずの七海のどちらが裏切り者かわからないんじゃないだろうか。
罪木はモノクマが江ノ島(アルターエゴ)であることまでは気付いていなかったのかな。気づいてたらもっとモノクマに擦り寄ってそう。

思い出しただけで超高校級の絶望のようになった罪木。これを見て狛枝は仲間たちの正体について疑うきっかけとなる。

・未来機関
思い出した罪木からの情報。世界の破壊者とは『未来機関』という組織であること。

罪木の「未来機関は…私達の世界を滅ぼそうとしているんです」は私達の世界=絶望に染まった世界だから物は言いようでしかない。相変わらずモノミは反論しない。

モノクマから、モノミと裏切り者は「同じ未来機関の手先同士」とバラされる。
世界の破壊者=未来機関=モノミとなり、みんなをこの島に連れて来たのも、記憶を奪ったのもモノミ側と言われてたから「じゃあモノクマはなんだよ!」ってなるのがこの時点の考察が難しい所。

4章

◆(非)日常編

・未来機関のファイル
全員でジェットコースターに乗ったご褒美。
無印のコロシアイ学園生活のことが書かれている、これで無印との繋がりが確実なものといえるようになる。また、無印より後の時系列であることもわかる。
モノクマのミスリードにより、日向たちはコロシアイ学園生活を行ったのが未来機関であると疑う。

・神座出流
希望ヶ峰学園創立者として初出。
ここでは名前が出るだけで、読み方もはっきりしないから頭に残りにくい。

・ドッキリハウスの構造について
ストロベリーハウスとマスカットハウスがタワーを中心に繋がっているという七海の仮説。
七海にしては珍しくハズレで、この章の裁判の根幹になる。
七海の電子生徒手帳で実験したとき、タワー中心に置いていたから気付けなかったけど、どっちかに寄って置いてたら場所のおかしさに気づいたかもしれない。

◆非日常編

・事件について
コロシアイが発生しなければみんな餓死してしまう状況で、田中が行動を起こした。
弐大を選んだのは、弐大なら田中の覚悟を察してやり合ってくれること、真剣勝負の末に田中が負けたとしても、弐大なら代わりにこの状況を打破(コロシアイの発生)してくれると信じたのだと思う。だからこそ、狛枝が「戦わずして無力化させた」という言葉に黙ってられなかったわけだ。
ある意味で遠回りな自殺であり、これも無印コロシアイの模倣だったといえる。
生きることを諦めるのは田中の流儀に反するから、最初からクロとして処刑されようと思ってたわけではないだろうけど。

田中も最初から殺人を犯そうとしたわけでなく、追い詰められた日向がそうしようとしたように、脱出の可能性に賭けてまずファイナルデッドルームに挑んだのだと思いたい。

・ファイナルデッドルームとクリア特典
狛枝はよく事件後まで行くの我慢してた。
最高難易度の特典(みんなのプロフィールと未来機関のファイル)については「希望ヶ峰学園のプロフィールを手にしたのが、よりにもよってオマエみたいなヤツとはね…」とモノクマは言ってるけど、狛枝しか入手できそうにないルールになってる。
どうせ、狛枝ならおもしろく使ってくれるだろうとモノクマが狙い撃ちしたんだろう。

未来機関のファイルはジェットコースターで貰った資料(コロシアイ学園生活)のつづきで、かつてのコロシアイ学園生活と今やってるコロシアイ修学旅行の事件に共通点があることがわかる。
モノクマが提示する動機が特定の人物狙い撃ちっぽかったり、無印と比べて事件に干渉してる感じやヒントを出してくるのは、モノクマが無印コロシアイを模倣しているからだろう。

5章裁判後のビデオメッセージで「この世界の真実を知って、すぐに行動しなければいけないと決心したんだ」と言ってるから、狛枝が処分した資料の中で『人類史上最大最悪の絶望的事件』『絶望の残党』『プログラム世界』辺りのどこかまでは知ってしまっている。
4章裁判前に狛枝が好きな小説の話『連続殺人事件に巻き込まれた女子高生の視点で物語が進み、実は主人公の女子高生が犯人だった』をしてくるし、裁判後には本当の敵を知ったと言ってるから、絶望の存在は認識してるはず。

・プロフィールを見てから態度が変化する狛枝
みんなが絶望側であることを把握してしまったから態度が一変するけど、誰か一人は裏切り者(希望側)だろうから完全には敵対しない態度を取っている様子。ただ、予備学科生の日向は未来機関のわけがないと思ってるからか完全に見限られてるようだ。

4章裁判では狛枝は未来機関の味方をするためなのか、学級裁判で誰が裏切り者か見極めるよう傍観者寄りで発言、行動する。

5章

◆(非)日常編

・ジャバウォック島について
旅行会社の倒産したことで施設はあるが無人島だった。それで人類史上最大最悪の絶望的事件の影響を受けず、未来機関の施設になった。

・名乗り出れない裏切り者
狛枝の爆弾騒動中のモノミのセリフ「裏切り者は自分から名乗り出るなんて…そんな事はできないはずでちゅ…」は、裏切り者はプログラムのルールに縛られて言えないことがあるということ。
本来は味方のはずのモノミが微妙なことしか言わないのも、ルールに縛られているせいなんだろう。
しかし、カードリーダーの件で七海が迷わず電子生徒手帳を通したり、6章で正体を明かすことを誘導したように、発言はできないが行動でルールの穴をつく方法はあるらしい。

・遺跡とパスワード
遺跡は本来、みんなが希望のカケラを集めることで入ることが可能になり、そこで卒業プログラムに挑むものだった。
ネズミー城にあった『被験者のみんなへ。みんなを未来へと導くパスワードはXXXXX』は万が一に監視役が暴走したときなど、希望のカケラを集められなくなったときのために苗木が残したもので(6章より)、パスワードは11037(無印1章のダイイングメッセージ)。

狛枝の言う「よく見慣れた景色があるだけだった」は裁判場のこと。

・モノミの家
「あちしの力を乗っ取ったあいつは、この島ではやりたい放題なんでちゅから…」
「今のあいつは監視カメラを見る必要すら、ないはずでちゅ」
これまでも『マジカルステッキさえあれば』みたいなことを言ってたけど、明確に現実的でないことを言うようになってきてる。

モノミの家の鍵を壊したのは狛枝で、裏切り者の正体を探るため。
重要そうな宝箱(絵日記)を盗むも、それを見ても裏切り者の正体は狛枝にはわからなかった。

◆非日常編

・事件について
裏切り者(未来機関)が希望側だと確信した狛枝は『裏切り者以外の全員を殺す』ため、クロとなる予定の裏切り者だけを生き残らせる特定不可能な殺人事件を起こす。

モノクマから裏切り者の正体を聞き出そうとしたり、爆弾騒ぎで裏切り者に名乗り出てもらおうと行動した末の事件だけども、仮に狛枝が裏切り者の正体を知ったとして、結局は希望側の裏切り者を生き残らせるため「協力するからクロになって脱出して」とか余計なことを言いだしたり行動しそうだ。

・モノミの最後のセリフ
最後に先生っぽい事を言うが、内容は日向に向けて言ってるように見える。
「他人に認められなくても、自分に胸を張れる自分になればいいんでちゅ!」
モノクマの最終目的は把握してるようだったから、この後モノクマが卒業プログラムを仕掛けてくるとき、絶対に日向の正体が争点になるとわかった上での励ましか。

・七海のおしおき
無印5章のおしおきがアレだったから、もしかしたらって助かるかもって期待させやがって……。

・残り5人の意味
残り5人に意味ありそうな感じで話が進む。
希望がなければ絶望もしないから、現実世界のジャバウォック島にいる苗木、霧切、十神の3人が乱入してちょうど過半数票になるよう調整したんだろうか。

6章

◆非日常編

・二つの事件
無印にも出てきた『人類史上最大最悪の絶望的事件』に加えて、新たに出てきたのが『希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件』。
無印では人類史上最大最悪の絶望的事件が、何故そこまで世界に広まったのかよくわからないままだったけど、本作では希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件をきっかけに広まっていく流れを補足してくれてる。

日向たちが超高校級の絶望になってしまった理由は説明不足に感じるところ。そこはアニメで補足という話になる。

・消えたはずの七海
現実的に考えれば日向の記憶の中の七海だろうとは思う。それでも、ゲームの世界だからバグだってあり得るし、あの七海が助けてくれたと信じたい。
七海のセリフ「きっと…昔のキミがそうだったみたいにね」は、日向自身の記憶から自身を励ましているか、あるいは学園生活中の日向を知っている本物の七海の記憶からのものと見るか。

スパダン2の時点では七海が実在する人物だったのかまで明かされてなかったようには思うけど、誕生日が生みの親と思われるちーちゃんと同じ3月14日だから、ただの偶然でなければスパダン2の時点では実在しないNPCの予定だったように思う。

エピローグ

・日向は人格を取り戻したのか?
そう見える。希望更生プログラムで奥底に眠る日向の記憶が存在していることから、完全には消えていないといえる。夢も希望もないことをいえば、もう一度日向だけプログラムにぶち込んで即卒業させて日向人格を上書きしてやればいいように思う。

カムクラからしても、天才すぎて先の読める展開がつまらないと言うタイプだから、目を覚ます見込みのないメンバーを復活させるという途方もない目的ならつまらなくないのかもしれない。

サイトヒーロー

Recent Posts

Z-AのあとにプレイしたポケモンX

まえがき ポケモンXY未プレイ…

3日 ago

ポケモン レジェンズZ-A クリア感想

まえがき クリア後のストーリー…

6日 ago

ポケモン レジェンズZ-A 序盤プレイ感想

まえがき ポケモンチャンピオン…

1週間 ago

まじかる☆プリンセス 攻略メモ

まじかる☆プリンセス攻略中にメ…

2週間 ago

まじかる☆プリンセス レビュー&感想

まえがき 『まじかる☆プリンセ…

2週間 ago