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第四章の設定振り返りメモ:Deemo2

第四章で明らかになった設定や気になっている謎の振り返り用メモ。
ストーリー進行の描写だけでなく、収集品のキャラクターやストーリーコンセプトアートで設定や物語の補完がされているのでそれも参照する。

ここでは第四章の内容に絞り、ストーリー完結後のDeemo2全体の考察は別記事にする。

【関連記事】
第一章の設定振り返りメモ:Deemo2
第二章の設定振り返りメモ:Deemo2
第三章の設定振り返りメモ:Deemo2
ストーリー完結後の考察:Deemo2

※ここからネタバレ含むため第四章クリア済み向け

主要人物

・ミス=チョウ
中央駅に突然現れた帰還者。名前以外を忘れていたが徐々に記憶を取り戻していく。

・サージェント=チェン
第二章に登場した帰還者。チョウの恋人。

・メイ
幻の中に現れる老婆。

・カイ
幻の中に現れる老人。

・異教徒
XXXのXXX。

ストーリーの流れ

1.始祖の巨獣の雄叫び
ずっと眠っていた始祖の巨獣が大きな声を上げた。もしかしたら目を覚ますかもしれない。中央駅へ様子を見に行くことに。

2.消えた住民
中央駅の住民が少なくなって残っていた住民は消えた住民のことを忘れていた。
秘密の小部屋で手に入れたオルゴールが突然光だし、前に面影の部屋に行ったときと同じことが起きているため面影の部屋を向かう。

3.幻
面影の部屋で消えた住民たちと老夫婦の幻を見る。目が覚めると秘密の小部屋にミス=チョウが現れた。

4.幻の跡を追う
ピアノを演奏すると住民が帰ってくることに気づく。
幻で見た映像と関係があるものを探っていくと新たな幻が見えるので幻の跡を追っていく。

5.チョウとチェンの再会
ミス=チョウとサージェント=チェンが婚約者だと知り、ふもとの駅に連れていく。
再会後もチョウはエコーと同行し幻の跡を追う。

6.異教徒
異教徒に中央駅のホームに呼ばれる。ホームの椅子に置いてあった箱の仕掛けを解くとまたオルゴールが光だしたので面影の部屋へ行くことに。そこでチョウは魔法使いに西の駅に送り返された。

7.西の駅へ
西の駅へ続く線路の修理が完了し西の駅へ。

8.西の駅の守護霊
西の駅では住民と黒い獣が戦っていた。命の楽章を手に入れて守護霊を目覚めさせ黒い獣を倒す。

9.彼方へ
消えようとしている世界。家族の愛と絆を少しでもメイに伝えられるようエコーは彼方に帰る。

10.彼方
メイとカイの部屋。カセットプレイヤーのテープは実績『彼方の記憶』で手に入る。

気づいた点、謎ポイント

全体の考察は【ストーリー完結後の考察:Deemo2】で。ここでは第四章の部分だけに留める。

・メイの病歴
カルテより「AL…Z……」
→ALZはアルツハイマーのこと。主な症状は記憶障害、認知機能の低下など。治療法は発見されておらず薬で進行を遅らせるしかない。

名前は「ZHANG……」
→ZHANG=張(チョウ)。張は中国圏の姓。

・始祖の巨獣の雄叫び、消えた住民
メイの症状が悪化したことを示唆し、記憶から住民が消えていった描写と思われる。
音楽と共に生きてきたメイにとってピアノ演奏は記憶を蘇らせるカギとなっている。

・サージェント=チェンの恋人
第二章ではフィアンセの名前をメイと言っていたのにミス=チョウが恋人になっている。
物語の進行によってメイとチョウが同一人物であることがわかる。

・魔法使いの正体
はっきりと示す描写はなかったように思う。
命の楽章を作り出したことからメイと考えるのが妥当か? 記憶障害が起こっているメイにとってアルツハイマーが発症する前の自分は別人格と思えるかもしれない。発症する前のメイ、あるいはアルツハイマーにならなかったかもしれない世界のメイと考える。

・世界の崩壊を諦めるカイ
記憶障害に苦しんでいるメイをこれ以上苦しめないためならカイはもう忘れたままでいいかもしれないと思っている? それはつまり消極的安楽死に近い考え方かもしれない。

・異教徒
メイとカイの双子の子ども。
記憶障害が起こったメイは自分の子どもたちのことがわかっていない。認知症によって話している言葉も認識できていない。
中央駅にいるときは積極的に手を出さず、エコーが中央駅から離れると連れ戻そうとしていたのは徘徊している親を連れ戻そうとする子どもを表しているのだろう。

・エンディングのカット
女主人(ラン)の屋敷でピアノを演奏するメイメイとカイ(コンセプトアート/時の切符:願いの芽生え)

再会したミス=チョウとサージェント=チェン(コンセプトアート/永久の絆)

音楽留学へ行くミス=チョウを見送るサージェント=チェン(コンセプトアート/永久の絆)

音楽留学先の宿舎の管理人? あるいはホームステイ先? のクラウスとカリン。

駅長(まだ駅員?)になったカイ

共に歩くエコーとDeemo。影が手を繋ぎ歩くメイとカイ。

お絵描きをする4人家族。守護霊が描かれている。

寄り添って生きていく二人。

第五章はあるのか?

大方の世界の謎は明らかになり、エンディングの雰囲気からいっても一つの結末を迎えたといえる。
第四章更新前の公式Xでも終幕を匂わせていた。

ここから続きを描こうとすると、治療法のないアルツハイマーが治る奇跡や過去改変で未来を変えるような超常現象が必要になりそうだけど、個人的にはこのままで終わっていいと思う。

それよりメイとカイとの関係が語られていない住民の馴れ初めがわかる外伝エピソードや初代Deemoの忘れ去られた砂時計のように最初からストーリーをやり直したいな。全てを知った二週目だからこそ聞けるセリフやカットシーンがあるといいね。

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