2020年リリースの高評価インディーゲーム『Hades』の続編がいきなり登場。
まだアーリーアクセスながら前作評価の高いハードルをものともせずSteamレビューですぐに圧倒的に好評を得ている。続編が変わらず評価され続けるって難しいものだからよほどいい出来なんだろうね。
そして続編リリースに合わせたのか前作Hadesが66%OFFのセール中。
いつかやりたいゲーム候補としてウィッシュリストに入れていたがたぶん過去最大の割引率、ここがはじめるタイミングと見たので購入。
予備知識としてはローグライクなアクション、神話の神々が登場するストーリーがあるってことくらい。
ゲームスタートしたらチュートリアルとかはなく、いきなりダンジョンみたいなとこに放り込まれた。
コントローラーのプレイでてきとうにボタン押してABXY4つのボタンの割り当てが通常攻撃、特殊攻撃、魔弾、ダッシュなのは確認、基本はこの4つで戦うようだ。
最初は敵が少ないから説明なしでもボタンの確認しながらでいけたけど段々敵が増えてきてやられてしまった。
『なんぴとも逃れられぬ』という他で見たこともない死亡メッセージ。なんかシュールでこういうの印象に残るんだよね。
ちなみにHadesの日本語ローカライズはUndertale(アンダーテール)の日本語ローカライズをしたハチノヨン。ここはゲームの雰囲気とか意図をちゃんと掴んで伝わるようにしてくれるからハチノヨンが『なんぴとも逃れられぬ』っていうならこれが最も正しい表現なんだろう。
やられると主人公ザグレウスの父でありこの場所、冥界を治めているであろう冥王神ハデスと対峙。
どういった理由かまだわからないけどザグレウスは冥界から出ようとしているようで、ハデスは諦めさせようとしている関係。ハデスは直接的に邪魔してはこないけど部下を使って出ていくのを止めようとしてくる。
冥界内や探索中に出会う神々は何故かザグレウスに協力してくれる。
他の神々との会話とかやられて冥界に戻るたびに少しずつ会話が進んでこの世界の状況がわかってくるストーリーテリングのようだ。
ゲームプレイとしては最初にメイン武器の選択をしたら、部屋に入って敵の殲滅とか一定時間耐えるとかボスを倒すとか条件を満たして報酬を得たら次の部屋へって繰り返すもの。
部屋の構造、報酬の装備やアイテムは挑戦するたびにランダムになっているから何度も挑戦しクリアを目指すって流れだ。
報酬ごとの分岐選択はあるけど基本的には一本道でゴールを目指して探索する必要がないからスムーズな展開でサクサク進む。
強化要素は3つの候補から1つを選んでいくビルド形式。
メイン武器との相性とか方向性を決めて選択するけど、候補がランダムだから狙い通りのビルドが出来るかは運次第。場合によっては方向性を変える必要もあるんだろうな。
もちろんローグライクなのでやられたらその探索中のビルドは失われる。
アクションは自機も敵機もスピード早めで隙あらばガンガン攻撃、敵の攻撃モーションが見えたらダッシュで回避するのが基本なのかな。
こっちの攻撃で敵を怯ませたり敵の弾幕を消したりできるけど、序盤は回復手段が限られてるから回避優先がよさそう。ダッシュの回避性能は高くダッシュから攻撃アクションに移行できるのもあってダッシュはかなり重要なアクションだ。
2回目の挑戦で第1エリアのタルタロスはクリアできたけど消耗が激しく回復も足りないから第2エリアの突破はもう少しかかりそう。
やられても持ち帰れるアイテムがあり、それを消費して永続的なバフを得られる要素がいくつかあるから挑戦を繰り返しエリア構造や敵の行動パターンを覚えつつ強化していく流れだね。ちょっとRPG的な要素もある。
少しずつ知識とバフを得ながらランダム要素で進行具合が左右されるローグライク系好きに刺さる中毒性のあるアクションゲームだけども、現時点では自分が経験したものでEnter the Gungeonみたいなゲームかなって印象。もっと奥深いとこまでプレイしたら印象変わる可能性は全然あるし続けるからこの後の体験に期待だ。