無料の短編アドベンチャーRobot Hospice(ロボットホスピス)。
ゲームとしてはシンプルなストーリーモノだから書けることはあんまりないけど、大変よかったのでレビューしたい。
・ストーリー概要
人間と共に生きてきたロボットたちが何らかの理由で人の元から離れて、機能が停止するまでの時を過ごす終末施設『ロボットホスピス』が舞台。施設の新人スタッフとなったミドリは、ロボットたちと交流することで過去や願いを知り、その最期を看取っていく。
・ゲームプレイ
ロボットホスピスにはお掃除ロボットやペットロボット等、種類の異なる5体のロボットがいる。
1日1体を選んでお話をすることができて、一定回数の交流をしてストーリーが進むと最期を迎える。
最終的に5体とも看取ることになるけど順番はプレイヤー次第。また、選択によってロボットとの別れ方に変化があるので、ただ読み進めるだけでなくロボットたちに寄り添った行動をしてあげたい。
どれが正解ってことはなくて、プレイヤーが各ロボットたちにどういう最期を迎えさせてあげたいのか考えさせられるストーリーになっている。
・サウンド&グラフィック
雰囲気づくりをしてくれる要素について、サウンドはファミコン・ゲームボーイ風のチップチューン系楽曲が世界観にマッチしてた。ゲーム中の楽曲は6種から変更可能でどれもよかったけど、個人的には『ロボットのゆううつ』が気に入ってた。
2Dドット絵は少ない動きながら、看取る瞬間やその後のあるシーンでは確かな愛を感じさせてくれる表現が最高だった。
ストーリー的に悲しい方向の話にはなってしまうけど、このゲームで最も感じられるのは間違いなく優しさ。1~2時間で素敵な気分に浸る体験ができるとても良いゲームだった。
余談だけども、10年くらい前のアニメ『プラスティック・メモリーズ』を思い出した。