AUTOMATONの記事【Steamで早期アクセス中ゲームの「過半数」、約7000本が1年以上更新なし。早期アクセスが長期化するほど、“音沙汰なし”だらけに】を見て「そういえば最近、Steamの早期アクセス中のゲームを遊ぶ頻度が減ったな」と思うところがあった。
この記事をきっかけに、自分の早期アクセスゲームとの付き合い方について改めて考えてみた。
まず、AUTOMATONの記事についてざっくりまとめると以下のような内容。
・早期アクセス開始から1年以上経過したゲーム9063本のうち、6977本(約77%)が1年以上更新なし。
・早期アクセス期間が長くなるほど、更新停止率が高くなる。
・一度更新が途絶えたゲームは、そのまま放置されるケースが多い。
・正式リリースまで到達したゲームの多くは、早期アクセス開始から3年以内にリリースしている。
・レビュー数が多いゲームほど正式リリースに至る割合が高い(注目度が開発継続に影響か)。
・小規模デベロッパーほど開発継続が難しく、放置されやすい傾向がある。
自分がもっと早期アクセス中のゲームを遊んでいた頃より、体感で更新停止するゲームに遭遇する頻度が増えていたので、最近は早期アクセス中のゲームに手を出すことが少なくなっていた。
過去のデータがないため、更新停止率が増えてきているのかは断言できないものの、この記事の『1年以上更新なしが約77%』という数字は、自分の体感が合っていそうなことを証明してくれたように思う。
直近で自分がプレイしていた『少年期の終り』も、2025年内に正式リリース(全5話のストーリー完結)予定だったが、2話公開から1年以上更新が止まっている。
一度更新を止めるお知らせはあったものの、それから約1年ほどアナウンスがなく、開発が進んでいるのか停まっているのかもわからない。が、こちらからすれば開発中止になったも同然の状態だ。
少年期の終りだけが理由ではないけども、こういうことがあるから早期アクセス中のゲームに手を出しづらくなってしまった。
ただ、早期アクセスゲームをやらなくなってきたのは更新停止の恐れがあるからだけじゃない。
例えば、Hades IIは絶対にプレイすると決めていたけど正式リリースまで待ったし、DRAPLINE(ドラプリン)は我慢できなくて早期アクセス中に少し触ったものの、本格的にやり込むのは正式リリースまで待った。
現在早期アクセス中のSlay the Spire 2も間違いなくプレイするし、もうやりたい気持ちはあるが正式リリースまで待つつもりだ。
これら周回プレイが前提のローグライク系は特に、早期アクセス中に仕様変更・アイテムの追加と効果調整・ボスやコンテンツの追加など頻繁に行われ、気が付いたらもはや別のゲームになっていることもある。
それはそれで新鮮な気持ちでまた遊べるって場合もあるけど「前の仕様の方がよかった」とか「あの要素が消えてしまったのは残念」といった余計な感情が生まれることもある。ならいっそ調整が落ち着いた正式版から始めたほうが精神的に楽だと感じるようになった。
あと、早期アクセス中に十分遊んでしまうと、正式リリース時にはもうモチベーションが残っていないということもある。
そんな諸々の体験と気持ちが積み重なり、最近は早期アクセス中のゲームをほぼ遊ばなくなった。
早期アクセスゲームはまだまだ未完成なものから、コアシステムはほぼ完成しているけどバランス調整・バグ修正を継続しているものまで幅広くあるが、お金払って未完成のゲームをしているユーザーがいるのだから、ロードマップの公開や進捗報告をしてくれたらいいなと思う。
Steamストアページには『早期アクセスの期間』や『早期アクセスと正式版の違い』など記載する項目があるものの、当初の予定からズレてもここが訂正されることはほぼない。
最悪そこまでしなくても、定期的に生存報告してくれるか開発中止を宣言するだけでもいい。とにかくユーザーとしては更新停止したうえで音沙汰がないのが一番困る。
Slay the Spire 2のように「今月は休暇でバルセロナへ行ってきたぜ!」という雑談や、プレイヤーの落書きやコスプレ写真を載せるだけでも全然いい。有意義に開発が進んでいることがわかってむしろ安心するくらいだ。
もし早期アクセスというシステムが便利に使われすぎて、途中で更新停止するゲームが増えている要因になっているのだとしたら、早期アクセスシステムの見直しや、更新停止時の購入者への返金、悪質な場合は開発者へのペナルティなど、Steam(Valve)からも何らかの対策を検討してほしい思う。