ゆんゆん電波シンドローム レビュー&感想

まえがき

電波ソングと怪文書で世界をゆんゆんに狂わせていくリズム&アドベンチャーゲーム『ゆんゆん電波シンドローム』をプレイしたのでレビュー。

ニコニコ動画全盛期に盛り上がってたアレやコレやの電波ソングが主に収録され、当時を知る人なら「そんなのあった!」と声をあげたくなるはず。知らなくても中毒性のある電波ソングを聴きながら叩くリズムゲームは普通に楽しいものだ。
自分も知らない曲の方が多かったけど、選曲中のサンプル聴いてたら「この曲で譜面叩きたい!」という衝動が止まらず、気付けば追加楽曲DLCバンドルを買っちゃってた。

レビュー

ゆんゆん電波シンドロームはストーリーのあるリズムゲーム。
ささやかな探索や上昇させるパラメータを選択する要素などあるものの、基本はリズムゲームをプレイすることでイベントが発生し、ストーリーが進行していく流れになっている。

・ストーリー概要
主人公のQちゃんは、二次元キャラクターゆんゆんが大好きな引きこもり。
突然PC内に現れたゆんゆんに頼まれ、SNSに怪文書を発信していくことになる。Qちゃんはゆんゆんへの愛などを発信しているだけなのに、何故か世界はQちゃんの影響を受け狂っていく……。

イベントと探索でなんとなく見えてくるQちゃんの複雑な家庭事情。そして、PC内に現れたゆんゆんの正体は? 怪文書きっかけで狂っていく世界はどうなるのか?
そんなことあるかってツッコミどころ満載の展開と謎だらけで、アドベンチャーゲームとしてもちゃんと先が気になるストーリーになってる。

・狂気演出込みのリズムゲーム
4レーンのオーソドックスなリズムゲーム。
リズムゲーム中でもキャラはよく喋り、怪文書を入力している演出でキーボードの打鍵音が鳴りまくり、画面は揺れたりして何かと演出で妨害してくる。
これらは設定でON/OFF切り替え・音量調整もできるけど、個人的にはこの狂った演出も含めてのゲームだと感じたからストーリークリアするまではこのままで遊びたいと思う。

楽曲数は本編で30曲以上、追加楽曲DLCはいくつかのパッケージで分けられ全部で約50曲。いずれも中毒性増し増しでノリノリな電波ソングばかりでプレイしててとにかく楽しい。

判定はPERFECT、GREAT、GOODまでコンボが繋がるから緩めな印象。
難易度選択は下から『ノーマル』『ビンビン』『バチバチ』『廃人専用』の4段階で、リズムゲーム経験者ならバチバチまではいきなり遊べると思うけど、最上位の廃人専用から一気に難易度が上がるみたい。

・ネタの豊富さは魅力であり、ハードルでもある
楽曲もストーリーも、ニコニコ全盛期の文化を強く感じるネタが多い。
当時を知っている人なら刺さるし、知らなくてもノリと勢いで楽しめるけど、あまりに知らないネタが続くと「何を言っているのかわからない」まま流れていく可能性はある。

自分もそこまで詳しいわけではないから、ストーリー中の小ネタで理解が追いつかない部分はあった。 古いネット文化を扱うなら、TIPSなどで補足があるともっと親切だったかもしれないね。


リズムゲーム中とは思えない雑音(打鍵音など)、イベントで電波ソングを15分聞くだけの時間、ゲーム開始時に注意事項があるような演出など、とにかくクセが強いけども、それが『ゆんゆん電波シンドローム』の狂気と魅力を形作っているともいえる。
まだプレイ途中で謎が多くマルチエンディング方式でもあるから、一通りやって思うことが出てきたらクリア後感想も書きたいと思う。

サイトヒーロー

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