ゆんゆん電波シンドローム クリア後感想&攻略メモ

※ストーリーのネタバレを含みます。既クリア推奨。

クリア後感想

ゆんゆん電波シンドロームはネットに浸かってきた人にとっては詰め込まれたネットミーム・構文にニヤリとし、さらに懐かしさを感じさせる電波ソングの数々に「こういうのが見たかった」を真正面から満たしてくれる作品で、最後までわかる人には刺さるテンションで走り抜けてくれた。

ストーリー面では、Qちゃんの家庭環境や境遇に重い設定こそあるものの、描写はわりとマイルドで必要以上に暗く沈まない。プレイ開始時は「Qちゃんかゆんゆん、どちらかに裏の思惑や感情がありそう」と疑っていたけれど、終わってみれば(同一人物という事実はありつつも)どちらも相手を大切に思い合った純愛みたいなものだった。
闇は確かにあるのに、最終的には意外なほど綺麗に着地する物語で、後味が良いのが印象的だった。

購入前の事前情報では、SNS中心の世界観からネットの辛辣さを表現する『NEEDY GIRL OVERDOSE』(以下ニディガ)的な展開を想像していたけど、本作はQちゃんがネットの反応をほぼ気にしていないため、あの手の精神的に削られる暗さはなかった。
ミームの傾向は、ニディガが平成初期〜中期寄りなのに対し、本作は平成後期〜現代のネット文化が中心な印象で、こちらの方が新鮮で理解しやすくネット文化の知識ハードルは低いように思う。

リズムゲーム部分はシンプルな4レーン方式で、長押し終端は押しっぱなしでOKなど全体的に遊びやすい難度。
揺れなど画面演出はあるものの設定でON/OFF切り替えは可能だし、BPM変化などの特殊ギミックはほぼなくて、リズムゲーム初心者でも入りやすい作りになっている。リズムゲームが苦手でもオートプレイが可能だから最悪スルーできるのも良心的。
知らなかった楽曲は多かったけれど、どれも中毒性の高い電波ソングでDLC含めて全部楽しめた。個人的には『田中』は完全に脳内ループしてしまい、しばらく抜け出せそうにない。

総じて、電波ソング×ネット文化×Qちゃんとゆんゆんの関係性という組み合わせが絶妙で、気軽に遊べて気持ちよく終われる良作だった。電波ソングが好きな人、ネットミーム文化が好きな人、ニディガの雰囲気が好きだけど、重さは欲しくない人には特に刺さると思う。(全然重くないわけじゃないが)

攻略メモ

プレイ中にメモしてたことを整理したもの。


怪文書カード関連

音ゲープレイ後に選択する怪文書カード。選択したカードによって3種のパラメータ(ヘルス)が上昇し、組み合わせによって陰謀論が1つ発生する。

【ドキドキ】はエナドリ(ZONe)に変換され、怪文書カードの星を増やせる。他のパラメータ上昇に変換できるともいえるから、あって損はない。
【ゆんゆん】=憑依合体は陰謀論の回収に使えるため、陰謀論コンプリートを目指すなら優先度が高い。
【カリスマ】は発生する陰謀論を選べるため、エンディングに繋がる☆5陰謀論など狙って発生させたければ優先される。

コンプリートを目指すなら【ゆんゆん】の優先度は高いが、憑依合体は未発生の陰謀論を優先してくれないので、後半になるとLEVEL MAXになっているものが重複して効果は期待できなくなる。
憑依合体は15分待たずに終了させることはできるけど、発生する陰謀論が減る。即終了させると4つ、15分待てば6つは発生してた。

音ゲークリア後に発生する陰謀論は組み合わせに未発生があれば優先してくれるし、怪文書カード選択時に『おすすめ』を選べば未発生の陰謀論がある組み合わせになってくれるため、【カリスマ】は「早くこのエンディング見たい!」くらいの使用目的になる。

そして、各ヘルス999%ごとのエンディングがあるため、最終的にコンプリートを目指すなら全部上昇させる必要があるため優先度はないようなもの。

電波ソング周回

1プレイが短い楽曲を周回してヘルス稼ぎ、陰謀論集めをする。
有料DLC楽曲になるけど『Glittering Trap』が1分17秒で回転率がよい。

→ver1.0.7で【すごいキーボード魔改造Ver.】が追加されて楽曲は何でもよくなった。

デスクトップ右上にあるZIPファイルを解凍(パスワードはRim de Lacent)し、キーボードをアンロックして【すごいキーボード】を装備すればオートプレイになるので簡単周回が可能
→ver1.0.7で【すごいキーボード魔改造Ver.】が追加されて効率周回が可能になった。

全クリ後はプレイ毎に怪文書カードを選択するのが煩わしいので設定の【怪文書投稿キャンセル!】をONにしたくなるが、フォロワーが増えないためフォロワー数上限(99億9999万9999人)を目指すのなら達成するまでOFFのままにしておくこと。

エンディング回収

TODOに従ってストーリーを進めるか、星5陰謀論を発生させるだけで大体のエンディングは到達できるので、ここでは何かしら操作が必要なものだけ書いておく。
基本的にはエピソード2(TRUE END『もうどうにでもなれ』後のKEY MEMORY02を含む)の間に発生するものと思われる。

・BAD END『YUN DIE』
ゆんゆんをゴミ箱にドラッグ&ドロップを複数回すると発生。

・BAD END 『次はないゆん』
BAD END『YUN DIE』を3連続発生させる。
このあとゴミ箱がDIARY.ZIPになる。

・BAD END 『放置するんじゃねぇぞ……ゆん
探索画面で操作せずに放置しているとQちゃんにキノコが生える。その後に電波ソングを1曲プレイする。

・BAD END 『Yun are an idiot』
ママキタモードで稀に発生するレア演出を見る。Tabキー連打すればいい。

・IF END 『第四次元速度に注意ゆん』
星5陰謀論『#Qちゃんは架空の存在でゲームのキャラクターである』を発生させた後、ゆんゆんをゲーム外にドラッグ&ドロップする。

・IF END 『怪しいボタンは押しちゃだめゆん
星5陰謀論『#ティンホイル・ハットは現世のチートツールでデバッグ機能が開放される』を発生させた後、キーボードで【アルミスタイル】にしてからデバッグ機能(Ctrl+Enter)を使う。
※演出上の嘘デバッグメニューでゲームデータに影響はないため気にせず実行していい

・IF END 『エラー・ゲーム・リセットゆん
星4陰謀論『#並行世界はセーブスロット制で60データが管理されている』を発生させた後、このゲームのセーブ枠60個を全て埋めて(KEY MEMORYとAUTO SAVEを含めての全60個)から電波ソング1曲プレイすると、星5陰謀論『#並行世界はセーブスロット制で60データが管理されている』が発生しエンディングへ。

・IF END 『りむ・で・らてんと』
星5陰謀論『#創作は別次元の現象を脳が受信して生まれている』を発生させた後、ゲーム内デスクトップ上にある【MyPicture】から一定数エクスポートする。ALLが早い。
※公式の攻略ガイドによると100エクスポート。

・BAD END 『早く寝ろゆん』
プレイ時間が24時間を超える?
※公式の攻略ガイドより。まだ自分では未確認。

・BAD END 『てぇてぇゆん
ドキドキ度を999%にする。その後900%になる。

・BAD END 『すべてがゆんになる』
ゆんゆん度を999%にする。その後900%になる。

・BAD END 『混沌を極めてるゆん
カリスマ度を999%にする。その後900%になる。

・BAD END 『アセンションゆん』
フォロワー数を99億9999万9999人にする?
※公式の攻略ガイドより。まだ自分では未確認。

・BAD END 『Q.E.Dゆん』
電波度100%になった後のストーリーで【Help】→【ゆんゆん電波送信】から、選択肢【電波を拒絶する】を選択する。

・BAD END 『おやすみゆんゆん』
タイトル画面の【START REALITY?】から開始するエピソード3で、陰謀論影響力100%にした後のストーリー選択肢で【YES】=アンインストールを選択する。

・BAD END 『Q Clearly Paranoid』
タイトル画面の【START REALITY?】から開始するエピソード3で、電波ソングを操作しない(全MISS)で2回プレイすると、星5陰謀論『#今のQちゃんは自称Qちゃんの偽物でなにものでもないダレカである』が発生する。オートプレイ(すごいキーボード)では発生しない。
特殊な小ネタENDのためSNSの陰謀論一覧には載らない。

・IF END ××××××
ゆんゆん電波シンドロームのフォルダ内にあるファイル【2112_A_Dream_Odyssey.txt】を開き、テキスト【-dreamtime=2112-09-03】をコピー。
※一見テキストはいっぱいあるが、各国の言語で書いているだけなので見るのは一番上の日本語の部分だけでいい。

Steamのゆんゆん電波シンドロームを右クリックして【プロパティ】→【一般】にある起動オプションにテキストを貼り付ける。

これでゲームを起動して電波ソングをプレイすると陰謀論「#宇宙人は時間旅行者で推し活のために来訪している」が星3→星4→星5と進行する。
特殊な小ネタENDのためSNSの陰謀論一覧には載らない。

Q Principle

自分がプレイしたとき開放されたタイミング。

Qノ理 零:エピソード3クリア(TRUE END もうどうにでもなれ)
Qノ理 壱:エピソード2開始時
Qノ理 弐:OLD-DIARY02.ZIPの日記を見る
Qノ理 参:OLD-DIARY02.ZIPの日記を見る
Qノ理 肆:DIARY_XXX7.ZIPの日記を見る
Qノ理 伍:DIARY.ZIPの日記を見る
Qノ理 陸:エピソード2開始時
Qノ理 漆:電波度80%
Qノ理 捌:電波度90%
Qノ理 玖:エピソード3で電波ソングを2曲プレイ(Qちゃんwikiにゆんゆん電波シンドロームが追記されるとき)
YUNノ理:エピソード3クリア後、KEY MEMORY02を開始

Diary

日記の出現方法とパスワード。

・diary_xxx7.ZIP
エピソード2でゆんゆんドラッグして振ると落とす。
パスワードはゆんゆんの誕生日【0606】。

【出現する日記】
XXX7_0715.txt
XXX7_0909.txt
XXX7_1224.txt
XXX8_0327.txt

・OLD-DIARY01.ZIP
エピソード2になるとデスクトップ上に出現。
パスワードはQちゃんの本名【クルスクルミ】。

【出現する日記】
XXX0_0216.txt
XXX4_0909.txt

・OLD-DIARY02.ZIP
エピソード2の探索で、お古のノートパソコンを調べて入手。
パスワードはなし。

【出現する日記】
XXX5_0106.txt
XXX5_0421.txt
XXX5_0303.txt
XXX5_0901.txt

・DIARY.ZIP
BAD END 『次はないゆん』を発生させるとゴミ箱がDIARY.ZIPになる。
パスワードはQちゃんの誕生日【0909】

【出現する日記】
XXX3_0413.txt
XXX4_1018.txt
XXX4_1129.txt

設定・世界観の考察

考察的なメモ。

・時系列

2002年9月Qちゃん誕生
2003年処刑天使†ギルティーナ発売
2005年処刑天使†ギルティーナOVA版発売
2010年Qちゃんの両親が離婚
2015年1月Qちゃんとママが引っ越し・転校
2015年4月Qちゃん中学1年生
2017年ママに彼氏ができてあまり家に帰ってこなくなる
Qちゃんがゆんゆんと出会う
2024年ゆんゆん電波シンドローム本編

【XXX7_1224.txt】より、処刑天使†ギルティーナを10年以上前のアニメと書いているので、Qちゃんの誕生年はこれでいいと思う。
ゆんゆん電波シンドローム本編はPちゃん出現時のタイムスタンプの話でNov25 XX24(2024年11月25日)と出てたので、本編のQちゃんは22歳と思われる。

・ママ
ママはいわゆる毒親というやつだろうけど、離婚後にQちゃんと二人でスキー旅行に行った写真があるし、日記に嫌われている痕跡が離婚直後はないから最初はそうではなかったように思う。
パパが再婚して子どもが出来て、養育費が減ってからママに嫌われていく痕跡が見えるから、その頃から荒れだしたと思われる。
Qちゃんは引っ越し前の小学校では友達がいたけど、引っ越し後にママが荒れだしたこともあってか新しい学校で友達が出来ず、不登校になっていったようだ。

IF END『奇跡も、魔法も、限界があるゆん』でQちゃんが願いを叶えられるようになり「どうか、ママに愛されますようニ」と願っても他のママが割り当てられるように、どうやってもママとの仲が改善されることはない致命的な関係らしい。
強いていうならIF END『きゃあ、じぶんごろし』だが……。

・Pちゃんの正体
ゲーム内で明かされたままだけども、ゆんゆん電波シンドロームの存在に一早く気付いたディープステートがQちゃんの怪文書を利用するために構築したAI。

最初はPちゃんに関心のなかったQちゃんだけど、ゆんゆんへの愛を否定されて煽られたことでまんまと自撮り写真をアップしてしまったため身バレしたと思われる。
その直後に起こった都庁暴動事件は、近所のQちゃんをあわよくば狙ったものかもしれない。結果として、ママが死亡しQちゃんは活動停止する。

ディープステートの目的は、単純にゆんゆん電波シンドロームを悪用して世界をコントロールしようとしたか、あるいはゆんゆん電波シンドロームが世界に悪影響を与えないため静かにQちゃんをネットから遠ざけようとしたのかもしれない。
物理的に行動を封じれば楽だろうが、そもそもディープステートがゆんゆん電波シンドロームによって夢と現実の判別能力が低下しているなら、陰謀論の中にはQちゃんが世界の中心(SOSな団体の団長みたいな話)であるようなものがあるため、直接は手を出しにくいといえる。

・なにが現実か?
エピソード1と3が現実で、エピソード2はママが死亡したことでQちゃんが心を塞ぎこんでしまった後の、ゆんゆんが主導する脳内世界。
というのが設定だけども、リカバリーでエピソード1からループすることから、このゲームの1周目、あるいはもっと前の本当の1周目のみが現実で、以降は記憶をリセットしてループしている脳内世界とも考えられる。

そうなると、ゆんゆんは第四の壁を破ってくるし、エピソード3のラストでQちゃんの心が完全に壊れてからもゆんゆんの自我は残っていることから、主人格はゆんゆんといえるかもしれない。
それならエピソード3の選択肢でゆんゆん自身の消滅を意味するアンインストールしたとき、ゆんゆんはそれを受け入れているはずなのに「りむ・で・らてんと!」してやり直させることに納得できる。

Qちゃんとゆんゆんは同一人物だけども、ママに愛されたいと思い続けているQちゃんと、ママが嫌いなゆんゆんという明確な差がある。それは、ゆんゆんが俯瞰でQちゃんとママの関係を見続けた結果だと思う。だから、ゆんゆん主導の脳内世界でいくらループしてもママに愛されることは絶対ないのだろう。

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