横2Dアクショングリム・ガーディアンズ デーモンパージの体験版(2ステージクリアまで)をプレイしてみた中でレビューがてら10項目の思うことを挙げてみる。
グリム・ガーディアンズ デーモンパージ体験版について10のこと
1.キャッスルヴァニア系
SteamストアページのPVと画像から探索要素が大きいメトロイドヴァニア系を思わせるけど、実の所は残機制&ステージ制のキャッスルヴァニア(悪魔城)系だ。
ステージ内でルート分岐はあるけどゴールは同じ。でも前ステージにワープで戻ることは可能で、各ステージのボスを倒してギミック系のサブウェポンが手に入って戻ったら新たな発見があるという探索要素あり。
被弾時のノックバック(難易度で有無変更可)の挙動やボスのHPを0にしたときに最後っ屁をかましてくる様子は同社(INTI CREAT)のBloodstained: Curse of the Moonの影響が大きいように思う。
2.2キャラ交代制
いつでも近距離キャラと遠距離キャラを切り替えることができる。
攻撃手段だけでなく近距離キャラはしゃがみ移動が出来るなど特性も異なるので、ステージ構成によって優位なキャラに切り替えて攻略していく楽しみがある。
3.1人やられても救出できる
ライフは個別にあって1人がやられても、もう1人が救出することで復活できる。
1人やられるとチェックポイントに戻って再スタートになり、やられた地点で倒れているキャラクターの位置でボタンを連打することで救出。2人ともやられると残機を減らして2人で再スタートとなる。
復活時にライフが半分回復するから、チェックポイントが近くてライフが残り少ないならわざとやられて復活する小細工が出来るとか、ボス戦でやられても再スタートのボス戦開始時にすかさず起こせたりするから何かしら救出するためにアイテムが必要とか制限があってもよかった気がする。あと、2項目で触れたようにステージによってキャラクター特性で進みやすさが異なるから、そのステージで得意な方のキャラクターが倒れてると進めにくいから残機に余裕があればいっそ残機減らして再スタートした方が楽だったりする。
4.協力プレイ可能
この系統では珍しく二人協力プレイが可能なのはおもしろい要素。
救出システムに粗っぽさを感じるのは協力プレイが前提になっているからなのかもしれない。
とはいえ、ソロで落下死したときは再スタート時に落下死したポイント近くに倒れているけど、二人プレイで落下死すると身体がなくて救出できないとかはやっぱり荒っぽい。
もしかしたらエリア移動で画面を切り替えたら身体が現れるかもしれないけど、その一手間を与えてくるなら微妙だろう。
5.フルボイス
各会話シーン、アクション中、掛け合いなど豪華なフルボイス。
6.操作感はよし
同社(INTI CREAT)のBloodstained: Curse of the Moonと同じ横2Dキャッスルヴァニア系ではあるけど、あのような一度ジャンプしたら着地するまで方向転換できないレトロチックでハードコアな操作性ではないので安心してほしい。
どれかといえば同じくINTI CREAT開発のロックマン ゼロに近い操作感だろう。
7.成長要素はほぼなし
ボスから新たなサブウェポンを手に入るなどはあるけど、レベルやステータス、装備の類はない。
敵がアイテムをドロップすることもないのでサクサク進められるが、成長要素がないのを物足りないと感じるかもしれない。
8.カジュアル難易度
体験版範囲だから中盤以降どうなるかはわからないけども、最大体力はそんなに多くないものの回復アイテムはそこらにあるし、救出システムもあって残機をどんどん減らすってことはないと思う。
難易度選択は残機無制限と被弾ノックバックなしのカジュアルモードといつでも切り替えることが可能で、難易度によってエンディングが異なるということもないから全体的な難易度は緩く作られているだろう。
9.ぎゃる☆がんのノリは健在
今作はぎゃる☆がん だぶるぴーすを原作にするスピンオフになっている。
原作とはだいぶ異なるゲーム性だけども、ぎゃる☆がん特有のノリみたいなものは健在。体験版の範囲だとその辺りは薄かったが、ゲームクリア後はパンツ収集要素というぎゃる☆がんらしさは増していくようだ。
10.ぎゃる☆がんほどの下品さはない
これが良いことなのか悪いことなのかはプレイヤーによる。
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