救国のスネジンカ予習メモ:溶鉄のマルフーシャ

2.5Dドット絵で描かれる国境門タワーディフェンスシューティング『溶鉄のマルフーシャ:Sentinel Girls』の続編『救国のスネジンカ:Sentinel Girls2』が8月27日発売ということで溶鉄のマルフーシャをプレイし直してストーリーやゲーム内容を予習しておいた。

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※溶鉄のマルフーシャ:Sentinel Girlsのストーリーネタバレを含みます

世界観

隣国すべての国と戦争状態にある独裁国家が舞台。キャラクターの職歴にカゾルミア陸軍とあるので国名はカゾルミア?
パン屋の店員をしながら妹と過ごしていた少女マルフーシャは臨時の徴兵として国境門の防衛兵となり戦うことになる。

・国民階級
国民には等級が付与され等級の高い国民は上級民、等級の低い国民は下級民と区別されている。上級民は安全な内門の中に住み、下級民は内門と国境門の間に住んでいるようだ。
主人公マルフーシャは5等級国民で5等級は中流階級。中流階級が徴兵される時点で相当マズい戦況であることが伺える。
10等級国民になると人権が失われ更生施設に入れられる。(END1より)

マルフーシャ

背中から出ている赤色のベルトみたいなものは階級によって数が違う。5等級~9等級が1つ、2等級~4等級が2つ、救国のスネジンカではマルフーシャは3つ付いている。

・敵国
人間は指揮だけで直接的な戦闘は機械兵にやらせている。
昔マルフーシャの国も機械兵を作ろうとしていたが自動で戦闘を行う頭脳を持つ兵器は作れなかった。研究費が限られ開発が進まなかったため研究者は隣国に亡命、そこで人間を頭脳部品にした実験を成功させたと思われる。
マルフーシャたちが捕虜になるエンディングでは『部品』にされる示唆がある。

・救国のスネジンカへ繋がるエンディングは?
マルフーシャが最高指導者の直属特殊部隊『溶鉄』に所属していることからEND10の未来だと思われる。この場合、溶鉄のマルフーシャの他キャラクターの安否は不明だが最終決戦で宿舎から救出指示を出されたのはマルフーシャだけなので無事でない可能性が高い。
敵国の捕虜となっている可能性はあるがそれは無事と言えないだろう。

どのエンディングにも救いのなかった溶鉄のマルフーシャだが救国のスネジンカに果たして救いはあるのか!?

登場人物

・マルフーシャ
5等級国民でパン屋の店員。
スネジンカとは義理の姉妹関係だが髪や瞳の色は同じ。両親は不明だが5等級国民なのでそれなりの地位であると思われる。
END1~9では死亡あるいは敵国の捕虜(部品)になり、END10では味方に救出され怪我が治るまで妹のいる家に帰ることができた。

救国のスネジンカでは精鋭部隊「溶鉄」所属のエリート兵になっている。溶鉄は最高指導者の直属特殊部隊(溶鉄のマルフーシャEND10より)。
背中の赤ベルトみたいなものが3つになっているから1等級国民になっている?

・スネジンカ
5等級国民で中等学校に通う。
学校の軍事科目では優秀な成績で卒業後は軍学校への入学が決まっている。中等学校に入学した翌年にマルフーシャが高等学校を卒業しているのでマルフーシャとはおよそ5歳差と思われる。

救国のスネジンカでは音信不通の姉を戦場から連れ戻すために民間軍事企業へ入社している。背中の赤ベルトみたいなものが2つになっているため4等級国民以上になっている?

・フェリセット
2等級国民の上級スナイパー。
良家の娘だが射撃の腕を買われて入隊するが狙撃のミスで仲間を射殺してしまった経緯がある。
END7で死亡。

・ベルカ
8等級国民のサブマシンガン兵。
闇医者の看護師だったが摘発され兄妹を養うため入隊した。
END2で死亡。

・ストレルカ
4等級国民の上級サブマシンガン兵。
放射線など危険物質を専門とするCBRNE対策部隊に所属していた才女。機械兵の研究にも関わっていた。
END3で明確な描写はないがおそらく死亡。

・ビオン
9等級国民のライフル兵。
臆病な性格だが身分が低いため危険な仕事ばかり回されている。
END4で敵国の捕虜になる。

・アグレック
9等級国民のビオンの姉。救国のスネジンカで登場が決定。
溶鉄のマルフーシャでは登場しないがビオンとの会話で名前だけ出ていた。
救国のスネジンカ公式ホームページに『勤務先の学校で爆弾事件を起こして懲戒解雇になっている』とあるがこのせいで9等級国民になっているのでは?

・アリビナ
3等級国民の上級ライフル兵。
外交官の父親と敵国出身の母親との隠し子で出自を隠すために髪の毛を真っ赤に染めている。籠城している間に色が落ちてグレー系になっていた。
END5で死亡。

・エノス
9等級国民の軽機関銃兵。
低級国民貧困家庭の出身。END6で敵国の捕虜になる。

・ライカ
3等級国民の上級ショットガン兵。
政府高官の末娘。監督官としてマルフーシャの教育係をしていたがゲーム中盤で階級が同じになった。
END8で敵国の捕虜になる。

ゲームの特徴

次々と門に向かってくる機械兵を銃で迎撃して防衛する。
操作はマウスカーソルで照準して右クリックか左クリックで発射、押しっぱなしで連射して撃ちきったら自動リロードしてくれるので片手でもプレイ出来るくらいの簡単操作。ただ、タレットなどの置き物や任意リロードはキーボード操作が必要になる。

門ディフェンス

終盤以外は攻撃を受けるのは門だけで、門の耐久力がなくなる前に敵をすべて倒せばウェーブクリア。給与が支払われて3つの候補から1つ武器かパワーアップアイテムを購入できる。

購入フェイズ

給与は支給額から税金や家賃などが引かれ、増税されたり門の修理代を払わされたり序盤はあまり増えないのでやり繰りすることになる。また、武器には耐久力があって壊れる前に買いなおさないと最弱武器のハンドガンになる。
購入フェイズ後はまた防衛戦に戻ってこれを繰り返していく。

10日(10ウェーブ)ごとに宿舎に戻ってパワーアップ施設を1つ利用できる。
仲間との貴重な会話と一瞬のシャワーシーンは必見。

宿舎

難易度は易しめで給与が安定する中盤からは持ち金が余ってくる。
強化がそこそこに進めばハンドガン以外なら武器はなんでもよく、パワーアップ項目も大体カンストに近づいてくるためあまり迷う必要がない。
救国のスネジンカでは難易度選択や購入フェイズの幅を広くしてプレイ毎に違ったビルドになるなど戦略性があると個人的には嬉しい。

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