追加された高難易度モード『深き夜』を深度3になるまでプレイした時点で思い浮かんだことを雑感として書き残しておきたい。まだ攻略が定まっていない今だからこそ、迷いながら進む感覚そのものがおもしろいね。
レート制について
深度3までは10勝3敗で、負けたのは調整されても手強かった強化リブラ2回と常夜の王リリース期間に出会わずすっかり忘れてたナメレス1回。どのボスが来ても対応できるように改めて全ボスのパターンを頭に入れなおす必要があると痛感した。
レートについてはスタートの深度1は負けても下がらず、深度2も3日目にいけば下がらないようだから多くのプレイヤーが滞留するのは深度3になるんだろうな。その深度3はマップ上から拠点や教会が見えなくなったり、キャラクター選択時点で3日目ボスがわからなくなる変化点があるからある程度の知識と汎用性の高い遺物の所持などハードルがまた一つ高くなりそうだ。
レート制の地味にいいとこかもしれないのは、従来だったらたまに序盤の稼ぎに失敗したりで『これ3日目ボス勝てないかもな』と悟ったらモチベーションが下がっていたのが、何日目まで到達したかはレートに影響するからクリアは無理そうだとしても頑張ることが評価されて意味が出てくることだ。
遺物プリセットの必要性と使いにくさ
出撃前のキャラクター選択時にボスがわかるから属性弱点の付与などボス向けにセットした遺物プリセットを用意しておきたくなる。

でも現状の遺物プリセット機能は名前が付けられない、並べ替え不可、新規プリセット登録のみで上書き更新ができないなど諸々使いにくく不便さがある。
ここが使いやすくなってくれたら遺物構成を延々とあーでもないこーでもないと悩める楽しい時間が捗るので是非改善を期待したい。
ざっくりあるとよさそうなプリセットは各弱点属性(炎、雷、聖)、リブラ向けの発狂耐性や罪人処理用の戦技付与、あとは深度3からのギミックでボスがわからないときの汎用性の高いセットかな。
専用遺物の可能性
深き夜専用遺物はメリットとデメリット効果のバランスを見ながら選ぶ戦略性が新鮮で、プレイ体験に一段深い層を加えてくれた。専用の遺物とセット枠だから従来の出撃モードには何の影響もなく難易度バランスが崩れていないのも好印象。
取得ルーン減少とか致命的そうなデメリットがあるからこういのを弾くフィルタがほしいな。
こうした専用遺物+専用セット枠の設計は、今後また新モードや新マップにも応用できそう。例えばボスラッシュモードでボス戦向け遺物とか、そんな未来も見えてくる。
武器のデメリット付帯の選択
深き夜専用遺物と同じくデメリット付帯効果付きの武器も選択の妙が問われる要素。こっちは限られた時間の中で”持つ”か”捨てるか”を判断する緊張感がある。
まだ効果の詳細がわからないものがあるから何が致命的なのか判断つかないけど、一見地味そうで実際に持ってみたら実は危ないと思ったのは『夜の雨の被ダメージ増加』で、全然夜の雨でゴリ押しすることが出来なくなるから雨の中にある教会へ向かうとか、ちょっと無理して雨が迫ってる中で拠点攻略するとか難しくなる。野良パーティだとこれで足並みが揃わなくなることがあるから意外に扱いが難しいデメリット効果だろうと思う。
こうした数値的なデメリットではなく行動の制約として効いてくる効果があるのもまた新鮮でおもしろい。
変異体との距離感:まだ定まらない攻略観
赤い強化個体”変異体”の対処はまだプレイヤー間で定まっていなくて、特に低レベル封牢から変異体が出てきたときの判断は迷う。いきなり事故ってモチベーション下がるくらいなら安全に後回しにするのがいいと現状思っているけど野良パーティでは意思疎通が難しく、判断が分かれる場面もある。
ルート選択やボス攻略がプレイヤー間で共有されてきたことでクリア率が上がってきたように、変異体の対処など深き夜向けの攻略がこれから共有されていくだろうな。そうすればクリア率はもっと上がってくるはずだ。
リリースされたばかりで誰もが試行錯誤しながら定まっていない攻略に苦労している頃だと思うけど、今はその“未完成のおもしろさ”をじっくり味わおう。
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