魔法少女ノ魔女裁判 プレイ日記&考察用メモ#01

まえがき

ダンガンロンパ逆転裁判のような裁判をモチーフにしたミステリーADVとして話題になった『魔法少女ノ魔女裁判』をプレイしはじめた。
せっかくなのでプレイしながら気になったことやその時点の考察メモを書き残しておこう。あくまでプレイ中の考察だから見当違いのことが書いてあるのは当然で、後で見返して「全然違うじゃん!」を楽しむための材料にしようと思う。

レビュー(ネタバレなし)

初回なので軽くレビューもしておこう。

・ストーリー概要
世界に害をなす『魔女』になる可能性があるとして13人の少女たちが見知らぬ牢屋敷に連れてこられた。魔女になりつつある者が起こしてしまう殺人事件をきっかけに開催される魔女裁判で、少女たちは生き残るため処刑すべき魔女を特定する。

魔女になるかもしれない少女たちは共同生活をしていく中で脱出方法を探しながら、魔女とは何か? 黒幕の正体は? などを解き明かしていこうとする。

・ゲームの特徴
大きくはADVパートと魔女裁判パートの2つに分かれる。
ADVパートでは殺人事件が起こるまでのストーリー進行。会話と探索の中で少女同士の交流や魔女、牢屋敷の謎に迫るための情報を集める。

探索はマップから行き先を選ぶもので、全て巡ると話が進むから見逃すことはなさそう。

即バッドエンドになる選択肢が随所で出てくるけど、バッドエンド後に直前の選択肢へ戻ることができる。バッドエンドルートを見ることで世界観の理解に繋がるものがあり、なんなら選択肢にバッドエンドになることがわかるドクロ表示があるから、見ることを誘導されているようにも思える。

バッドエンドを見ろと言われている気がする
バッドエンドから見たくなるから親切設計だけど、見ろと言われている気がする

殺人事件が起こった後は探索と同じ要領でマップから行き先を選んで証拠や情報を集める。各所をすべて巡って情報が揃うと魔女裁判がはじまるので証拠不足で攻略不可能になるとかはないようだ。

魔女裁判パートでは自動で会話が進む議論の中で違和感や矛盾のあるワードを指摘することで物語が進行していく。その他、選択肢や調査で集めた情報から証拠を提示するなどもあるけど、ミスのペナルティはないので謎解き的な難しさはないと思われる。

殺人事件の犯人=魔女を特定すると宣言されていたとおり処刑が行われ、また次の殺人事件が発生するまで牢屋敷の日常がはじまる。果たして、生き残った少女たちは無事に脱出することができるのか?

1章時点の考察メモ(ネタバレあり)

ゲーム内では章構成で区切られていないので、ここでは暫定的に魔女裁判を一つ終えて翌日になるまでを1章分として区切っていこうと思う。
最初なのでゲーム開始時から最初の魔女裁判が終わりまでの範囲で覚えておきたい設定と考察メモを残す。

※1章時点のネタバレが含まれます。

エマについて

主人公。プロローグでいきなりショッキングなイジメ描写からはじまったけど、その後のヒロとのやり取りを見ていると、エマに何らかの原因があったようにも見える。

いきなりショッキング

エマ「ボク、変わったんだよ。もう前のボクじゃない。ヒロちゃんと友だちになりたいんだ」

例えば、エマが誰かをイジメていて、それをヒロに告発されたことで逆にイジメられる立場になったとか。それでヒロに対して『エマの中学時代を暗黒に貶めた、幼なじみ』と思っているなら性質が悪い。(第三者目線のナレーションか、エマの独白か微妙なところ)

魔法は使えないってことだけど、自覚していないだけで使っている可能性はある。
バッドエンドや裁判のミスをしてもやり直せることから時間操作、死に戻りの系統。あるいは、プレイヤーにバッドエンド選択肢が見えること自体が能力だったりするか?
あとはレイアと分かれてシェリー、ハンナ、メルルがグループに加わったことから人心掌握や人の行動を操作できることに関するものとか、探索中にハンナがエマをさけるように距離を取ったのは何か関係ある?

たまにエマに聞こえる謎の声がある。大魔女?

登場人物の印象

・二階堂ヒロ
エマの幼馴染。エマが嫌いだった。
看守に歯向かっていきなり殺されたけど、見せしめ役が実は生きていたなんてありがちだから油断ならない。魔法が明かされていないから魔法によってはどんな展開だってあり得る。

・夏目アンアン
筆談する子。無口なのは洗脳の魔法を無闇に使わないためか?
条件付きとはいえ、この魔法で殺人側になると厄介すぎる。殺されそう。

・城ケ崎ノア
絵を動かす魔法を使う世界的に有名なストリートアーティスト【バルーン】。
ずっとひとり監房にいる不思議系キャラだったけど、アンアンに対する行動と怖がらせないために血を蝶にするってのは優しさを印象付けられた。
有名だった故にさっそく殺された。

・蓮見レイア
有名な舞台役者。まとめ役ムーブしてる奴は早々に退場すると思ったけど最初とは。

・佐伯ミリア
一人称おじさん。本当におじさん?
1章は地味だったけど裁判後に焦点が当たったから色々わかるか。殺されそう。

・宝生マーゴ
タロット占い。デスゲームを楽しんで裁判を荒らすタイプっぽい、こういう奴は終盤まで生き残る。殺しそう。

・黒部ナノカ
銃を持ってる。魔法は裁判後に過去の情報が視える【幻視】だと判明。自由に使えたら裁判が成立しないし、黒幕からしたら相当厄介な魔法に思える。
わりとまともなタイプで裁判中も有意義なことを言う役っぽい。生き残りそう。

・紫藤アリサ
不良タイプは実は優しくて殺される役って相場は決まってるんだ。

・橘シェリー
自称名探偵の怪力少女。バカなふりしながら核心を突いたことを言う役っぽい。でも、うっかり殺しそう。

・遠野ハンナ
なんちゃってお嬢様系でちょっと浮ける子。
魔女化バッドエンドでトラウマがある示唆。ツッコミ役として長生きしてほしいけど、不憫に殺されそう。

・沢渡ココ
配信者。まだ何もわからないけど殺しそう。

・氷上メルル
ヒーラー。殺されそう。

・魔法が判明していないキャラクター(1章時点)
エマ、ヒロ、マーゴ、ココ。

世界観・設定

・牢屋敷
島にあり塀で覆われている。脱出するにも監視フクロウがいる。
かつて大魔女を中心に魔女たちが住んでいた島。外から人間がやってきて何かあった?

検査で魔女因子が検出された者は15才で連れてこられる。過去にも同じようなことが行われていた模様。国家ぐるみで行われている?

処刑を執行した後に屋敷が揺れる。
→なれはてになった者をマインドコントロールしている?
→地下にある何かになれはてを与えている?

・魔女
魔女因子を持つ子が強いストレスを受けると魔女因子が高まり、魔女化が進む。
魔女になりつつある者は、抑えきれない殺意や妄想につかれる。魔女化が進むと魔法が強くなる。

『大魔女が見つかれば呪いを・・・』
→呪いってなんだ?

なれはての看守。
→過去の魔女候補?
→なれはては魔法が使えるのか?

魔法や魔女の存在は公になってないが、噂程度には広まってる世界?
→エマとシェリーは知らなかった。
→ハンナは知ってた。

・ゴクチョー、あるいは黒幕について
危険な魔女を殺すのが目的なら、問答無用で魔女因子を持つ全員を殺してしまえばいい。
→レイアは処刑されたが、実際は”なれはて”となって生きている?
→黒幕はなれはてを作るのが目的で、魔女になるのを促している?
→あるいは大魔女を見つけるのが目的か。

魔女裁判で魔女を特定したら魔女は処刑、ハズしたら全員を処刑ってゴクチョーは犯人を把握しているのか?
→把握していて魔女を殺すのが目的なら、裁判なんてせず処刑すればいいはず。

ノアが残した血の蝶は実は本当にダイイングメッセージで、黒幕がマーゴだったとかある?

・囚人番号と監房
囚人番号順に二人一組の監房が割り当てられているけど、配置がバラバラなのは意味があるのか?

囚人番号と監房

・エマ自殺バッドエンド
強いストレスを受けた末の行動だろうが魔女化はしないのか。

・ごちそう肉料理バッドエンド
犯人はシェリーっぽいが、なんで魔女裁判が起こらない。

・鏡に取り込まれるバッドエンド
誰かの魔法? 過去の魔女候補?

・メタい推理
各章で過去や人物像が深掘りされて話の中心になっているキャラクターは死にやすい。1章魔女裁判後に目立ったナノカとミリアは危ない。
魔法が明かされていないのは安全圏そうだけど、裁判中に明かされるパターンはあり得る。あと、監房で二人残っている部屋のメンバーも危ないか。

レイアの魔法が魅了だと話があったあとも図鑑が更新されなかったから、それが嘘であることは察しがつく。各自の使える魔法については図鑑が更新されたらそれは確定情報と考えていいか?

規則にある『全会一致で【犯人が存在しない】という~』云々。
→自殺、事故死のパターンが今後起こる?

規則の時間割に9:00~10:00の割当がないのは意図したものか、ただの誤植か?

図鑑の人物で看守が主要人物たちの間にいるのはなぜか。
→人間に戻って14人目として参加するパターン?

ギャラリーに空きがある。タイトル画面とプロローグ最初のスチルの間だからタイトル画面が変化するか、2周目や何かしら条件を達成してからはじめるとプロローグに変化があるのかも。

ギャラリー

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