兵科システムが復活だ!
今作の目玉であっただろうスペシャリスト制(=兵科システムの廃止)は、2021年11月の発売から1年3ヶ月を経て、完全ではないけど従来の兵科システムが復活した。
お馴染みの4つの兵科をベースに固有能力を持つこれまでのスペシャリストたちが割り振られ、それぞれ役割がわかりやすくなった。
兵科に再導入に伴った大きな変更点は、持てるガジェットの種類と数が変わったことだろうか。
・メイン武器とサブ武器
メイン武器とサブ武器はどの兵科でも全ての武器種を装備できるのは今までと変わらない。
流石にここまで元に戻すとBF2042からはじめたプレイヤーは困惑するし、広大なマップで交戦距離が次々と変わる環境で武器に制限がかかるのはストレスになるだろうからこのままでいいよね。
代わりに兵科ごとに得意な武器カテゴリがあってボーナスを得られるようになっている。
突撃兵はARの予備マガジン追加
工兵はLMGのしゃがみ、伏せ時に精度上昇
援護兵はSMGの持ち替え時間を短縮
斥候兵はSRの息止め時間延長
バトルフィールドの知識が4になってるから援護兵はLMGってイメージだけども、今の援護兵は回復と補給をするサポート専って感じだから取り回しのいいSMGはぴったりだね。
・スペシャリストガジェット
スペシャリスト個別のガジェットも一部能力に少々の変更はあるもののこれまで通り。弾薬箱を持てるのが援護兵だけになったから他兵科の専用ガジェットを自身で補給するってことはできなくなった。
・選択ガジェット
選択ガジェットは過去作のように兵科ごとに割り振られたガジェットのみ使用できるようになった。
これは装備の自由度が狭くなることではあるけども、自由が故に一体だれが蘇生できるのか? 対戦車装備は足りているのか? などチームの役割バランスがわからなくて迷っていたからこれでよかったと思う。ちゃんとスコアボードを見たら全員の兵科が見られるようになっていたしね。
せっかく同じチームに32人~64人くらい仲間がいるのだから、役割分担して協力しようよ。
・兵科ガジェット
そして新たに追加された兵科ガジェット。兵科ごとの固定ガジェットだから変更することはできないけど、どれも使い勝手のいい汎用ガジェットだ。これにより装備できるガジェット数が単純に1つ増えた。
突撃兵はメディカルペン
工兵はリペアツール
援護兵は除細動器
斥候兵は投入ビーコン
選択ガジェットだったメディカルペンは突撃兵の兵科ガジェットに変更。
工兵のリペアツールはお馴染みすぎて特に何も思うことはない。
援護兵は除細動器を常備することになったから蘇生要員がどれだけいるかわかりやすい。
斥候兵の投入ビーコンが常備できるのは強すぎると思ったが4回の使用制限で調整されていた。つまり「芋ってないでさっさと死んで新しいビーコン置け!」ということだ。
・グレネード
地味にグレネードも兵科ごとに割り振られて調整。突撃兵だけ持てるコンカッショングレネード、突撃兵以外が持てるEMPグレネードなどがある。近接センサーは開発者コメントより「強すぎた」ということで斥候兵の選択ガジェットになった。自己補給もできなくなったし丁度いい塩梅なのかね。
意地でも突撃兵しかやらない! みたいな人たちは一定数いるだろうけど、兵科が分かれることでチーム内で役割がはっきりしてバランスよく戦えるようになるといいな。
ガジェット数が増えたのは単純に嬉しいけども、CS版やパッド使用者はボタンが足りなくて配置に困っているらしい。Steam Deckのボタン数だったら足りていただろうに、残念ながらBF2042はSteam Deck非対応だ。
まだ新しい環境に馴染んでない部分はあるだろうけど、ブレークスルーやってる感じそれなりに楽しめる試合になることがあって遊べてるかな。3回に1回くらい一方的で抜けたくなることはあるが、3回に1回で済むならきっと上々だよな!
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