オクトパストラベラー 1章1/3:プレイ日記♯01

ゲームパスが1ヶ月100円サービス中だったので再加入。
何をやろうかなとゲーム一覧を眺めてみるとオクトパストラベラーが1・2ともに配信中だったのでインストール。ゲームパス上で表示されるクリア時間目安だとメインストーリーだけでも60時間とあるけど果たして1ヶ月で2作クリアできるだろうか?

オクトパストラベラー事前の知識

ドット絵グラフィックをベースに3DCG効果を加えた『HD-2D』が話題となったスクウェア・エニックスの王道RPG。ゲームとしても古き良きRPGの正当進化として評価されている。
オクトパストラベラーの成功から『トライアングルストラテジー』、リメイク版『ライブアライブ』でHD-2Dが採用されて、今年11月14日にはリメイク版『ドラゴンクエストIII』がHD-2Dで復活する。

発売前の頃に体験版をプレイしたときその懐かしくも新しいHD-2Dグラフィックに感動しつつも「古き良きRPG」みたいな使い古されて騙され過ぎた謳い文句に当時は手が出なかったのだけどもオクトパストラベラーはその期待に答えていたようだ。
トライアングルストラテジーを購入してもせっかくなら元祖HD-2Dといえるオクトパストラベラーからやりたいとずっと眠らせていたがついにプレイするときがきた。

ゲームシステムについてとプレイ感想

ブレイク&ブーストシステム

古き良きRPGと言われるだけあって戦闘はターン制のコマンド選択。
ターン制コマンドバトルは戦闘が単調になりがちだけど今作はブーストとブレイクのシステムがシンプルながら戦略要素を追加する味付けになっている。

・ブレイク
敵の弱点(武器種、魔法属性)で攻撃するとシールドポイントを減らして0にするとブレイク状態(1ターン行動不能、防御力ダウン)にさせられる。弱点は複数あるからパーティメンバー誰も弱点付けないなんてことはほぼないし一度弱点が判明すれば画面に表示されるので覚えなくてもいい新設設計。

ブレイク&ブースト

・ブースト
キャラ毎に1ターン1ポイントBP(ブーストポイント)が蓄積され、行動時にBPを最大3ポイント消費して攻撃やアビリティの威力がアップした行動ができる。
「たたかう」はBPを消費するほどに攻撃回数が増えるからシールドポイント4の敵に対してもBP3消費すれば4回攻撃になり1回でブレイク状態にすることができる。

ブレイクとブーストのシステムが上手くかみ合っててブレイク状態にするためにブーストするか、ブレイク状態で防御力が下がったときにブーストで大ダメージを与えるか考える余地がある。
基本的にはブレイク状態にしてから大ダメージを与えた方がよさそうだけど、敵が大きな行動をする前の予備動作でいわゆる「力をためている」を見せてくるときがあるからそういうときはブレイク状態にすることを優先するって感じ。

まだ序盤だから仲間は揃ってないし行動の選択肢が少なくて弱点を突ける行動に限定されがちになってるけど、ブーストを使うタイミングを考えるだけでも中々楽しめるしイベント戦はちゃんと手強くて回復アイテムを使わないといけないバランスになって緊張感がある。

ストーリーとプレイ感想

倒すべき魔王みたいな共通の目的はなく8人のキャラクターがそれぞれの目的を持って旅に出る導入。最初に主人公を一人選んでそのキャラクターが旅先で他の仲間と出会って仲間にしていく流れのようだ。
もしかしたら後々大変なことが起こって世界を救うみたいな共通の目的が出てくるかもしれないけど個人的にはこのままそれぞれのこじんまりとした物語で完結してほしい気はしてる。

・トレサ(1章)
およそ戦闘向きとも主人公とも思えない職業でどんなストーリーになるのか予想がつかないということで最初に選ぶ主人公は商人のトレサにしてみた。
元気な女の子という好感を持てる性格でプレイしてから気付いたけど体験版でもトレサを選択してたから直感的な好みは変わってないようだ。

1章は旅立ちのきっかけとなる導入部。
トレサの住む街に海賊が入り浸ってしまい好き放題していたが偶然やってきた商船船長レオンの手助けもあって海賊を倒し追い出すことに成功。

海賊に怯まない勇気あるトレサ

レオンになんか気に入られたトレサは商船にあるものから好きなものを一つ持っていっていいと言われ名もなき人物が書いた手記を選ぶ。大陸中を旅したことを記録した手記を読んだトレサはまだ見ぬ世界に想いを馳せて旅に出ることを決意する。

世界を旅することを決意

手記の男は一体だれか? くらいが気になるとこでまだ旅に出て具体的に何をするって目的はないから今後の展開はまだ予想できないね。とりあえず元気娘トレサはかわいい。
トレサは商人ながら槍と弓、風属性の魔法という豊富な攻撃手段で普通に使い勝手がよかった。フィールドコマンドの買取るで店より安いアイテムや良い装備が手に入るから戦闘は苦労するかもという心配は杞憂だったよ。

・サイラス(1章)
知識を得たり謎の解明に勤しみながら学院の教師をしている学者。
図書館から貴重な本がなくなったことに気づき調査を進めて事件を解決したと思ったら生徒の王女と恋仲になっているという根も葉もない噂が流れてきて責任を取って辞職。いい機会だから昔に図書館から紛失した辺獄の書を探す旅に出ることにした。

下手したら極刑の冤罪

噂はサイラスに恋する生徒の一人テレーズによるものだった。
サイラスは積極的に勉強の質問をしてくる王女に答えていただけだし、王女も真面目に勉学に励んでいただけで二人に落ち度はない。
引っ込み思案で教師に恋するかわいい生徒かと思いきや、王女に手を出したなんて下手したら極刑になりかねない嘘を吐いたテレーズはかなりヤバイ。実質追放で旅に出ることになったサイラスに「私もついていきます!」とは言わず送り出すし恋に恋する乙女でしかなかったのかもしれない。

戦闘面では学者だけあって魔法に特化して火、水、雷の全体魔法が序盤から使えるのはいいね。弱点を調べられるのも無駄に弱点を探るターンがなくて遊びやすい。

でかすぎんだろ

本を盗んでたラッセルとの戦闘はボス戦だし人間サイズだったら迫力ないからってゲーム的理由だろうけどラッセル巨大化しててなんかおもしろかった。

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