アクションゲームツクールMV製の2DアクションSteel Sword Story Sをレビュー&クリアしての感想。
元々SteamでリリースされていたSteel Sword Storyのアイテムやボス追加など諸々ボリューム増量した大型アップデートが実施されてSteel Sword Story Sとなったばかりの作品。
Nintendo Switch版のSteel Sword Story Sは前からあったがさらに調整を加えたアップデート版になっているようだ。
剣と魔法で戦う王道ファンタジーで剣は通常攻撃と強攻撃、あとで必殺技が追加される。魔法はMPを消費して炎を飛ばす攻撃。無敵時間のあるローリング、2段ジャンプなど定番アクションがあるまさに王道のゲーム性になっている。
通常攻撃は手数でダメージが出せるけど敵がほぼ怯まないので体力のある敵は強攻撃が中心になりやすかったかな。必殺技は敵に数回攻撃をヒットさせると再使用できるもので撃ちやすいがそこまで強くなかったように思う。
魔法は炎を飛ばすものだけで他の魔法はなし、途中でパワーアップして弾数は増えるくらいの変化はある。大体剣で戦えるけど敵によっては魔法が有効なのもいる。
強化要素はエリア内の宝箱などから手に入る各種パワーアップアイテムと敵を倒して手に入るジェムを消費してのステータスアップ。
宝箱は大体が隠し通路にあったりストーリー上倒さなくてもいいボスを倒して手に入るのでそこは探索要素だ。慣れてくるとどこに隠し通路があるのか察せるようになってきた。
ステージ制でマップはないから後で取り逃したアイテム回収ってなるとどこでアイテム取ったとかは覚えてないといけないのは少々難がある。
ゲーム内の難易度設定は3段階で真ん中のカジュアルでプレイしたんだけど、わりとゴリ押しが効く難易度。初期HP200あって1ステージ目の敵からの攻撃を喰らって6ダメージくらいだったから結構被弾できる。
ステージが進むにつれてダメージは増えてくるけどこちらも最大HPを増やしたり防御力を増やすアイテムがあるから滅多なことではいきなりやられたりしない。床のないとこに落下したら一発即死だけどそんなに落下ポイントはなく、ゲームオーバーになってもデメリットはない。
とはいえ、ステージ道中はそこそこ長く敵はステージが進むほどに数が増えて耐久力も高くなってくるから全部相手にするなら相当の手応え。でも倒して手に入るのはジェムしかないから面倒で避けられる敵は避けていくのが正解になると思う。
後半の雑魚敵は避けつつ、各種ボス戦は詰まらずの難易度カジュアルでクリアまで2時間。
クリア後はラスボス直前に戻るようで取り逃したアイテムの回収とラスボス再戦はできるけど、たぶんクリア後の追加ボスとか拡張コンテンツはないと思うし、自由なビルド要素もないから強くしていくやり込みはなさそう。
アクション性とステージ構成からスピードランは工夫する余地とかありそうでそっち方向のやり込みはアリかもしれない。
ただ、普通にクリアして終わりとなると価格に対してはボリューム不足に感じるかも。アクションが得意だったら最高難易度のGamerでプレイするのがボリューム的にいいかもしれないね。
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