はじめての龍が如く極プレイ日記

現代日本を舞台にヤクザを題材にした『龍が如く』シリーズをはじめてやってみる。
ずっと興味はあったものの長期シリーズものを後追いするのって時間とかコストがまず気になるものでいざ始めようって気持ちになるまで大変なんだけど、先日ゲームパスに加入してナンバリングタイトルが一通り遊べることを知ってやるならここだ! って勢いではじめてみた。

初代からするか、7からするか

龍が如くシリーズをはじめるにあたり、初代をするか最新作の7にするかは悩むところ。
初代はリメイク版の『極』があるとはいえ、元々がPlayStation2のゲームだから今プレイして楽しめるものか不安だった。最新作7は主人公が交代して戦闘システムもアクションからコマンドRPGに変わり新しく始めるには絶好の選択肢のように思える。
それで悩んだ末「でもどうせならシリーズの原点からやりたいよなぁ」という気持ちが勝って初代(極)をプレイすることに決定。
無理そうだったら途中でやめて7にすればいいやって心持ちで初代から始めたけど、5時間プレイした時点で全然問題なく初代を楽しめてる。

逆に新鮮な現代日本

4つのバトルスタイル切り替えや奥が深そうな能力強化システムがあるからもっとアクションばりばりのゲームかと思ったけど、しばらくプレイしてその想像は違っていたことに気づく。

プレイヤーの操作が介入しない会話パートやカットシーンがとにかく豊富でストーリー性はかなり強い。あんまりカットシーンばかりが続くとダレてくることがあるんだけど、不思議と今作の会話シーンとカットシーンはダレることなく見てられる。
ゲームに限らずヤクザ・極道を題材にした映画やドラマはあんまり見てこなかったし、魔法とか超化学が登場するゲーム世界に慣れ過ぎて、現代日本が逆に新鮮過ぎて楽しいのかなと思ってる。

弱体化する主人公の説得力

最初強くて弱体化するタイプの主人公だけど、その理由付けが『10年刑務所に入ったから』というのが他に例を見ないのに説得力がすごい。でも、出所後すぐに大立ち回りが続いても切り抜けてるからストーリー上はちゃんと強いままという矛盾が起こってはいる。

戦闘については4つのバトルスタイルをどう切り替えたらいいのかまだよくわかってないし、能力強化もまだ全然進んでないからやれることは少なめ。こっちは被弾するとすぐ怯むのに、ボスの体力は多くて怯まない上に、しっかりガードと回避で固めてくるから爽快感があんまりないね。

vs嶋野太

葬儀場のボス戦が滅茶苦茶長引いたのと、街歩いてるときに絡んでくるチンピラが鬱陶しくて難易度を一旦EASYにしたら快適プレイになった。もうちょっと能力強化を進めるか、大事なボス戦のときだけ難易度戻すとかでいいかな。

一見おかしなことをマジメにやってるのがおもしろい

バイクを軽々持って振り回したり、ふざけた方法で喧嘩売ってくる組長(真島)がいたり、伝説の極道が一人カラオケできたり所々シュールなんだけどそれをゲーム内の登場人物たちは大マジメにやってるのがおもしろい。

ヒトカラ

ストーリーのツッコミ所があっても本人たちは至って真面目にやってるし、勢いと緊迫感はすごいからもうそれでいいや!って気持ちにさせられる。

風間

葬儀場のここから大事な話って所で風間が撃たれて桐生が疑われたときも「逃げろ……一馬……」じゃなくて桐生が犯人じゃないことを証言してくれよ!って思いつつ次々と襲って来る組員、嶋野との戦い。伊達に救われる脱出劇の勢いの前ではどうでもよくなってしまった。

現在進捗はバッティングセンターで真島と戦って5章終わったところ。
真島は最初会ったときあんまり好きじゃないかもなって気持ちだったけど、これ段々愛着湧いてくるやつだね。こういうキャラクターってここぞって所で死にそうで、なんならバッティングセンターで桐生庇って刺されているんだけど、因縁ランクというシステムがあるからきっと死なないんだろうな。まさかシステムにネタバレされるとは思わなんだ。

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