エンダーマグノリア クリア後感想

※ストーリーやボスのネタバレが含まれます。

ストーリーについて

登場人物みんな印象良く、登場するホムンクルスたちにはちゃんと物語があって楽しめた。
TIPSをしっかり見ないと情報が断片的で理解が難しそうけど、ストーリー上の情報だけでも雰囲気は掴めたと思う。
探索と攻略が面白くて途中からTIPS読み込むのやめてクリア優先したから後でTIPS見直してちゃんとストーリー理解したら別記事であれこれ言いたいな。

前作主人公が直接的には干渉せずに知識を貸して新たな可能性を提示してくれる程度に収まってて、前作との繋がり具合はこれくらいが丁度いいなと思える。エンダーリリーズの曲が流れたときは高ぶったね。

ゲーム難易度やアクション要素について

・難易度について
難易度はプリセットのノーマル、クリア時のレベル55でプレイ。
序盤の敵は行動パターンが単調で易しめだったけど、中盤から後半のボスにかけては読みにくい行動パターンが増えたし2発被弾でやられるくらいの耐久力になって歯ごたえのある難しいボス戦は増えた。
あんまり被弾出来ないしあらゆる攻撃に反応してカウンターするの鎖の獣とクールタイムほぼなしで発動できるシェルの防壁が強くてパリィゲームになったね。

・使ってたスキル
メインはノラの『ブレイカー』で手数は少ないけどダウン力が高く上方向に攻撃判定あるのが使いやすくてよかった。
リピートスキルはヨルヴァンの『カッターショット』で敵を貫通する性能や跳ねて段差下にいる敵に当てられる汎用性で採用、上方向への判定がほしいボス戦では『バラージショット』に変えた。リピートは押しっぱで操作できるR1ボタン配置がいいね。
リキャストスキルはリトの『フリーズフィスト』でこれはリトが飛び掛かるモーションが何か気に入って使ってた、凍結を生かせるような一撃の重たいスキルが欲しかったな。上方向への判定がほしいボス戦では『ロケットフィスト』に変えた。
もう1枠はカウンターの鎖の獣でクールタイムと威力のバランスで『鎖回し』。
オートスキルは威力低いから使ってない。

・ボス戦について
ボスに近づいたら離れて逃げられるとか、周辺範囲攻撃するような近接武器による密着を咎める行動をしてくるタイプがいるから遠距離でチクチクしてるのが安定しやすかった印象。
敵によっては空中や上方向への攻撃が有効だったりと色んなスキルを使えるよう誘導してくれるのはよかった。

ボスが見えん
©BINARY HAZE INTERACTIVE Inc.

ボスに近づいたら離れる行動やダウン中に攻撃するとノックバックで運ばれるせいでボスが画面端にいきやすくて攻撃予兆が見にくい現象が頻繁にあったのはイマイチだったかも。でかいボスが少なめだったのと複数スキルの派手なエフェクトが重なるのもあって余計見にくかった印象が残ってる。

・ダウンと調律奥義
今作バトル要素のダウンと調律奥義は思ったより強くなかったのかな。ダウンさせても1ループコンボくらいで起きちゃうし、調律奥義は無敵時間あるからダウン中に使うのはもったいないような気がしたんだけど全体的に発生が遅いから使うタイミングが掴めなくて使いこなせなかったな。

・レストポイント少なめ
段々やられやすくなって死にゲー的なトライ&エラーを繰り返すのはいいんだけども、一部のボス手前にレストポイントがなくて移動に手間がかかるエリアがあるのは気になった。せめてショートカット開通はもうちょっとあってもよかったんじゃないかな。

探索とボリューム

未探索エリアのわかる親切UI、探索用アクションが豊富で新アクションを手に入れたらマップを見直して再探索したくなるマップ構成は良い作りになってたと思う。でも、どのアクションを使えば突破できるのかまで表示するのは逆に親切すぎてそこは自分で試させてほしかったかな。

親切すぎるマップ
©BINARY HAZE INTERACTIVE Inc.

ボス戦にほぼ詰まらずクリアまでは約15時間。クリア後はマップ埋め、スキルの解放と強化、装備類の収集がやり込み要素で実績全解除までやるならたぶん+5時間~10時間くらいと見た。これなら価格に対してのボリュームは十分にあるね。
今後のアップデートでボス再戦やデータ引き継いで周回できるモードが追加されるようだからそれが来たら難易度上げてやるのもいいな。

コメント