失敗が次の失敗を生む、失敗だらけのFrostpunk(フロストパンク)初プレイ日記

極寒の街づくりシミュレーションFrostpunk(フロストパンク)をプレイ。
シムシティやシティーズ;スカイラインといった王道街づくりゲームは昔から好きで遊んできたものだけど、あちらは住民にいくら怒られても解任されないし金さえあれば大抵のことは解決できた。
しかし、フロストパンクは常に氷点下という舞台でいきなり生き残ることが困難な危機的状況からはじまる。限られた資源の中で(わがままな)住人の要求に振り回されて不満が爆発すると追い出されてしまう。
同クリエイター作品のThis War of Mineはプレイしたことがあって、あれも戦時下の民間人が生き抜くため、ときに同居人を見捨てるとか厳しい選択をさせられたものだ。フロストパンクも一筋縄ではいかないことがプレイ前から予想できるね。

メインシナリオ:新しい家

メインシナリオ『新しい家』1日目から開始!
世界的な寒波により文明が崩壊した世界、難民の一団が行き着いたのは放棄されたジェネレーターのある場所。ここでプレイヤーは一団の指導者として住人に指示を出しながら生き抜いていく。

まずは労働者に石炭を集めさせてジェネレーターを稼働、これでジェネレーター周辺は暖かくなる。ジェネレーターは発電機のことだと思ったけど、この世界では巨大ヒーターらしい。

ジェネレーター
画面上にあるようにゲーム開始時から気温-20℃、これより下がることはあっても上がることは恐らくない……

ジェネレーターは稼働させ続けないと住人の健康を脅かし不満を招く。そのために石炭を絶やすわけにはいかないから石炭が採掘できる場所に労働者を派遣していく。
しかし、暖をとってるだけでは生きていけないから施設を拡張させていくための木材や鉄といった資材や食糧の調達に労働者をうまく割り振らないといけない。
こういうリソース管理ゲーは考えること多くて大変だけどそれが楽しいんだよなぁ。

しばらく資材を集めをしていたら病人がどんどん増えてきた。
救護所を建ててみたけど病人が減らない……ちゃんとエンジニア5人配置したのにおかしいなと施設を見直したら寒すぎて動作不能になってた。

寒すぎる救護所

ジェネレーターから少し離れたところに建造したのと、いつの間にか気温が-40℃まで下がっていたのが原因みたいだ。
急ぎでジェネレーターと同じく周囲にヒートゾーンを作り出す蒸気ハブを研究して建造、救護所を暖かくして動作再開させた。でも蒸気ハブを建てると石炭の消費が激しくなったから石炭の収集量増やさないといけなくなってしまった。一つ問題を解決したら新たな問題が発生するジレンマだ。

そんなこんな問題の解決と発生を繰り返していたら命を繋ぐ石炭は残り数時間分、発展させるための各資源は一桁と底をついてきて……

資源不足でピンチ

不甲斐ないリーダーに住人の不満は上限に達した。
数日以内に不満を解消させなければ反乱が起こされる勢いだが資源もないのに挽回できるはずもなく

終わりのとき

リーダー退陣どころかジェネレーターのあるこの場所からも追い出されてゲームオーバー。
ここまで導いてきたのになんてひどいやつらだ!

失敗の原因を探る

やることなすこと失敗の連鎖になる散々な結果だったけど、リベンジに向けて失敗したなと思ったことを振り返って次回の挑戦で改善できるようにしてみよう。

収集場をつくる

資源の確保が重要なことはゲーム開始してすぐに気づけて一番最初に建てたのは収集場だったんだけども、効果範囲が限られていることがわかってなくてジェネレーター付近に建てたものだから何の効果もないままだった。
それで収集場は使い物にならないものだと今回のプレイでは使ってなかったから今度はきちんと範囲を確認してから使うことにしよう。

収集所を建てるのはここじゃない

シェルターの約束

何度も「シェルターを作れ」と住人に要求されていたが、建造物とか研究の中に『シェルター』という名称の住居があるものだと思って、もっとシナリオを進めたら作れるようになるのだろうかと何度も断るか約束を破ってたら不満が貯まりにたまってゲームオーバーに繋がった。

ゲームオーバーのあとに結局何だったのか確かめるために途中セーブやり直してみたら、どうやら何でもいいから住居を要求されていたようだ。
住居がなくて労働者たちは極寒の中で床に寝ていたから半数近くが病人になっていたんだね。ひどい指導者もいたものだ。

今いらないものに資源を使わない

いろいろと問題が発生する前は資源に少し余裕があって持て余すのもなんだからと道路作ったりしてた。それでいざ必要なときに足らなくなっちゃったんだよね。
せっかく道路作ったからってジェネレーターから離れた場所に救護所建てたり、今度はそこを暖めるために蒸気ハブ作らされたり問題の発生源はここからだった気がする。

ビーコン建設を早くする

病人の多さもあって人不足になり、人不足だから資源の収集が足りず資源不足になる悪循環に悩まされていたが、ビーコンで外の生存者を救助することで人口が増えることに気づくのが遅すぎた。

ビーコン:幸せな再会

人手が増えればそれだけ資源の収集量が増えるわけだしビーコン建設は早くやった方がよさそうだ。
そもそもだけど、クエスト的なものがあり何をやるべきか誘導されていてビーコン建設も早々に進言されているわけだから、何もわからない内はそれに従ってゲームの流れを把握するところから始めた方がいいな。

迷ったら時間停止

プレイヤーは時間を停止させるすごい力を持っているから使わない手はない。

ひとまず思い付いたのはこんくらい。この反省を踏まえて次回はもっと長いこと生き抜いて見せる!
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