風来のシレン6の新要素や変更点について思うこと

発売を1週間後に控えたところで公式サイトやゲームメディアで公開されてきた情報で新要素や過去作からの変更点について思うことをつらつらと書いてみよう。

ストーリー

あらすじ(公式サイト)

風来のシレンのストーリーについてはおまけ程度と思ってそれほど重要視していないけど、久しぶりのアスカの登場はシリーズファンにとっては嬉しいもの。
また今作は和の世界観に寄せているようで、背景やBGMからもその雰囲気が見て取れる。

ストーリーは初代風来のシレンのように一発挑戦クリアできるとのことで、それなりの難易度だったなら一発クリアに挑戦するコンテンツ化とか、RTAがスムーズになったと考えられるかな。

風来のシレン3のようなワールドマップはあるけどレベルは継続しない。また、平均クリアLvやクリア率などのデータが見られるようだ。
クリア率のデータはおもしろいね。クリア後ダンジョン含めて見られるならもっとも難易度の高いダンジョンが目に見えてわかるようになる。全プレイヤーの総挑戦回数とかも見たいな。

シレン6とぐろ島

ダンジョン

・HP回復量の上方修正
移動や足踏みの自然回復量に大きく上方修正が入っている。
風来のシレンX公式アカウントの動画で『Lv20 – HP6/106』から足踏みして満腹度4%消費するだけで全快している。また素振りでも回復するようになっているからHP回復兼ねて罠チェックするということもできる。
自然回復量にこれだけ上方修正が入ってるならそれだけ敵が強くなってるのではと勘ぐってしまう。

・足跡の表示
一度通ったルートはミニマップ上で確認できるようになった。一度通った部屋にまた入るときのルートがわかるから無駄に罠を踏むことがなくなるのは快適。

・昼夜システム廃止
夜は不満の声が多かったから仕方なし。とはいえ専用の夜ダンジョンなら別にあってもいいけどね。
あと昼という状態がなくなったことで5plus最強の昼の盾もなくなっただろうね。

・ドスコイ状態
満腹度150以上になるとシレンが巨大化するドスコイ状態になる。
能力値アップ、罠を踏んでも破壊、壁堀り能力、移動効果の無効化を得るがお腹が減りやすくなって満腹度120になると解除される。
5の覚醒状態に近いかもしれないが、効果ターン数に実質限りがあることやデメリットもあることで調整されている。移動効果の無効化は場合によっては逃げられないリスクもあるからドスコイ状態になればいいってわけじゃないけど、いつでもなれるように満腹度の上限を上げておきたいからニギライズなどのテクニックはより重要になりそうだ。

・フロアギミック
マグマフロア、床が移動する部屋など従来あったものは廃止され、代わりとなるものが追加される。
マグマが噴き出すたびに操作が停止するのが嫌だったからマグマフロア廃止はありがたい。
代わりとなるもので明らかになっているものは攻撃で壊せる壁や柱が並んでいる部屋で、壊すと中から道具やモンスターが出現するというもの。これだけならほぼメリットしかない部屋に見えるが果たして。

柱部屋

・店
変更点として道具の売値が買値の40%になったこと(5plusは35%)。
微妙な差だけども道具の買値は一新されているだろうから値段識別するときに計算しやすいキリのいい割合になってるのはいいね。最終的には計算じゃなくて憶えることになるだろうけど。

泥棒時、店内にいる通常店主の倍速化と番犬の復活が確認されている。
また、通常店主とは異なる武器を装備している店主や1つの店に複数人の店主がいる店の存在など、ついにシレン世界の店主は防犯対策をするようになってしまった。それで泥棒やめるシレンプレイヤーはいないだろうが。

高級店と二択屋は廃止。
高級店にまともな方法(紹介状、VIPの腕輪)で入った記憶がまるでないからいいかもね。高級店枠だったレア道具の扱いがどうなるかは気になるところ。
二択屋は4で可能だった裏技を復活して、1階層につき1回限りとかでバランス取って残してほしかったな。

・徘徊NPC
道具を交換したり鑑定してくれるいつもの徘徊NPC。
6ならではのNPCとして新要素ドスコイ状態にしてくれるものがいるようだ。いつも通りならストーリーや一部特殊ダンジョンだけに出現するのだろう。

・クリア後ダンジョンは15~18個を予定
5plus(vita版)の初期ダンジョン数とほぼ同等数。5plusはそれから10個の追加ダンジョン、Switch/Steam版でさらに3個のダンジョンが追加されている。有料でもいいからDLCダンジョンには期待したい。

モンスター

・モンスター種類
約60種でそれぞれ4段階のレベル別モンスター数で、その内新規モンスターは2割ほどとのこと。
モンスター数は風来のシレン5plusとほぼ同等。新規以外でも5plusからいなくなったモンスターと過去作から復活したモンスターもいる。続投モンスターも能力の調整がされているだろうから初見のつもりで挑まないといけない。

・デッ怪
3×3マスの巨大モンスターで正面と横にはバリアを張る強敵!?
一部のフロアでしばらく徘徊していると出現するようで、5のひとくいデビル枠のように思えるが倒してもメリットはないと明言されている。
強敵を避けるために道具を使ったり、徘徊ルートを考えさせる仕掛けとして用意されているようで、ただ即降りするだけのフロアにならないように弱点となる道具の存在や、一定ターン待てば消えることで調整されている。

デッ怪

道具

・熟練度は廃止
明確な発表は確認できなかったけど、ゲーム画面で熟練度ゲージが確認できないことや原点回帰をうたってることもあって装備の成長はないと思われる。
一部あるかもしれないけど汎用装備から無限印がなくなったことで印の選択が重要になってくるかな。

・腕輪2個装備は条件付き
5では一部の武器盾セット効果で腕輪2個を装備できるようになっていたのが、今作ではちから10以上で2つ装備できるようになるとのこと。また64シレンのように腕輪にヒビが入ることもない。
5では腕輪2個装備のセット効果が強力だったから武器盾の選択肢が狭まってたけど(それ以上に強力だった昼の盾は置いといて)、これで自由度は増すかもしれない。
草などでちからを上昇させるまで、ちからの腕輪は付け得になりそうだ。

・札は廃止
必中でない代わりに範囲効果という特徴ではあったけど効果が杖と被ってたから別にいいかな。

・ギタン投げ上方修正
ダメージ量が金額の20%になった(5plusは10%)。
また、壺に入れなくても持ち物にある状態で整頓しても持ち金にならない設定ができるようになった。拾うときは従来通り直接拾うのではなくダッシュで乗って交換するか壺に入れる必要がある。
壺に余裕がないと整頓縛りになるのが億劫だったのが扱いやすくなったのはいいけど、ダメージ上昇は敵(カッパ、ガマドーン)から飛んでくることもあるからいいことだけじゃない。

・神器
通常の武器より基礎値が高かったり、印の枠数が多かったり、特殊な印がついていることのある希少な装備。攻略難易度に影響のありそうな性能をしていそうだから出現率は気になる。

・投げ物ショートカット
5では1つだけセットできたものが今作は4つまで登録できる。
登録した道具は次のダンジョンへ行っても引き継がれているようだから、木の矢など定番の投げ物をAボタンに固定するとかしておけば毎回セットしなおさなくていいのは楽ちんだ。

その他

・動作
最大60fpsが出るとのこと。
インタビューで操作の快適性は気にしているようで、それがマグマフロアの廃止などに繋がったとみるなら全体的な快適性は期待したいな。

・ライブ探索表示
Switch/Steam版の5plusからの続投機能。
前作同等の情報量と簡易情報の2パターンから選べるようになって、武器盾の印まで表示されるようになったのでより便利になった。

・もののけ道場
出会ったことのあるモンスターや道具、罠を自由に配置して試すことができるありそうでなかったトレーニングモード的なもの。
モンスターの強さ、道具の使い勝手を試すだけでなく、自作のフェイの問題も作れそうだ。

・手帳
出会ったことのあるモンスターの能力や識別した道具の効果や金額、印などの詳細が記録される図鑑。
値段識別が容易になるように少ない操作数で確認できるといいな。

・冒険録
モンスターテーブルの把握は難易度の影響が大きかったと思うからこれを待ってた! 

冒険録

・風来救助
別のセーブデータを作らなくても同一セーブ内で自分救助ができるようになったということで、救助は倒れたダンジョンと同じものになるはずだから難しいダンジョンに挑むときは落ちてる道具や店の有無などメモを取っておけば自分救助がやりやすくなりそうだ。

道具が持ち帰られなくなったようだけど何かメリットはあるのだろうか?
風来救助では奥義という風来救助を有利に進められる技?をセットできるようで、他の風来人を救助することで奥義を使用するためのポイントを得られるようだから、自分救助の成功率を上げるための奥義ポイントを他の風来人救助で稼ぐってことだろうか?

・パラレルプレイ
パラレルIDを共有して他のプレイヤーと同じダンジョンに挑戦したり、続きを他のプレイヤーに託すリレー形式にして遊べるマルチプレイ機能。
道具は持ち帰られないから基本的には遊び機能だろうけど、視聴者参加型の配信やRTAイベントで活用されるだろうね。

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