まだ何もわかってない十三機兵防衛圏:序盤プレイ感想

かねてよりプレイしたいと思っていた十三機兵防衛圏にやっと手が出せた。2時間程度のプロローグを終えてパート選択ができるようになった時点の感想を書いていきたい。

十三機兵防衛圏

事前情報として知っていたのは『ストーリーがすごい』という噂と『ロボ』。あとは開発がヴァニラウェアということだけだった。
ヴァニラウェア開発で経験したことがあるのは朧村正で、あの一目でヴァニラウェアだとわかる独特なアートスタイルの雰囲気は十三機兵防衛圏にも引き継がれているようで早々に魅力を感じることができた。2Dアクションの朧村正と違ってこちらはアドベンチャーだから激しい動きはないと思うけど、立ち姿はもちろん細かな動きから走るモーションなど操作キャラクターごとに違いがあって作り込みが見えるようだ。

南奈津乃

噂のストーリーは序盤から情報過多で正直なところ今は付いていけるか不安になっている。
まず主要な登場人物それぞれの視点でストーリーを追っていくザッピングシステムを採用していることだけど、その数が13人と多くてほぼ同世代の学生ばかりだから個々の性格や関係性を覚えていくところから大変だ。

ザッピングシステム

さらにプロローグ時点で登場した時代が1944年、1985年、2024年、2065年と分かれて、プロローグだと視点を変えながら時系列ぐちゃぐちゃの虫食い状態で展開されて混乱させられた。
それに加えて巨大ロボと巨大怪物、記憶喪失、時代の行き来、謎の黒ずくめの男、宇宙人、喋る猫、別次元の存在など初っ端から散りばめられた断片的な情報だけでお腹いっぱいになりそうな設定が盛り沢山となっている。

最初からメモとり直した方がいいか? と不安になるほどの情報量だったけど、プロローグ後に各登場人物ごとの時系列を追えるイベントアーカイブ、各種情報のTIPSがいつでも見られて助かった。
この虫食いだらけの情報が徐々に埋まっていく感じは絶対に好きなやつだから楽しみだ。

アーカイブ

ロボで戦うバトルパートはチュートリアル戦をいくつかやった程度の感想だと、防衛対象に近づいてくる敵を順々に倒していくだけの淡泊な印象。
機体や兵装のカスタムをするようになったり(そもそもあるのかも現状わからないが)、ボス戦といった本格的な難易度のバトルパートにいったら印象変わるかもしれないけど、今のところは小粒な敵の大群を範囲攻撃で一掃するのが気持ちいいものに留まってる。

バトルパート

そもそも何で突然ロボに乗って戦ってるのか、敵の正体は何なのか、何を目指す物語なのかここまで何もわからず先の読めない導入もなかなかないね。こういうので展開の妄想を膨らませながら進めていくのは大好物だから楽しませてもらおう。

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