マッチング検証#1-白単ライフゲイン：MTGアリーナ

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この記事に書いた通り、データを取って検証をしていこう。だらだらと遊ぶより有意義なものになると期待してる。

使用デッキ-白単ライフゲイン-

偏ったデッキ構築にしたらマッチングも偏るかなと検証したかったので、ノンクリーチャーでライフ回復しまくるデッキにしてみた。どの環境にも蔓延る速攻赤単を萎えさせたい！

勝ちパターンは
・《グリフィンの高楼》と《高貴なる行いの書》のトークンでライフを盾に殴り合う
・《高貴なる行いの書》の悟りカウンターを《不詳の安息地》に乗せる
・《霊気貯蔵器》の50点バーン

《霊気貯蔵器》が使いたくてこのデッキにしたまであるロマン砲。
残念ながら悟りカウンターを持っていてもライフ50点以上ないと支払えないので撃てない。

検証結果

検証数は100試合ぴったし。運がいいことに引き分けはなく、即投了されることもなかった。
自分で耐久ライフ回復デッキにしといてなんだけど、試合が長引くと検証が進まないので互いに攻め手がないグダった状況になったら投了してたので、ランクは勝率40%でも上がれるゴールド帯をずっと維持してた。

１．先攻後攻

100試合中、先攻56回-後攻44回と先攻が多めの結果。
勝率40%未満だったから優遇してくれたのかもしれない。先攻でどうにかなるデッキでもないからそんなにありがたいものではなかったけどね。

２．初期手札の土地枚数

初期手札7枚の中に土地が何枚あったかの結果。

BO1の手札補正が働いて3枚スタートが非常に多く、1枚や5枚など稀なパターンは1度もなかった。
平均2.74枚は妥当なところで、体感だと土地2枚スタートはもっと多いと感じていたけどデータを取ると納得な感じ。

参考までに土地24枚構築の補正抜きで初期手札の土地枚数の確率は以下の通り。

３．10枚引いたときの土地枚数

カード効果でドローなどしなかったときの先攻4ターン目、後攻3ターン目になる10枚引いた時点での土地枚数。

期待値の10枚中土地4枚は確率通り、ただ5枚以上が妙に多かったのだけは気になる。《希望の夜明け》のドローコストとトークン生成があるからマナはあるだけいいんだけどね。
あと地味に初期手札の土地2枚スタート36回の内、10枚目引いても2枚のままってパターンが9回あるのは多めに感じる。これがあるから初期手札2枚スタートが数値より多い印象があるんだろうな。

参考までに土地24枚構築の10枚引いた時点の土地枚数の確率は以下の通り。

４．マッチング

100試合の内、対戦相手の使用色の割合。（グルール色なら赤と緑1回ずつカウント）

一番多くマッチングした色が黒なのは体感通り。単色デッキは多いし、環境トップのラクドスや流行りのパルヘリオンシュートがいるのも相変わらず。ディミーアコントロールも最近よく見かけた。

環境トップにラクドスがいる割に赤は最も少なく、ライフ回復で萎えさせたかった《僧院の速槍》や《フェニックスの雛》で殴ってくる赤単デッキは100試合中2回しか当たらなかった。検証する前はもっといただろ！

緑も少なめで、緑が含まれていたのもハルペリオンシュートや墓地利用系のデッキの方が多くて、全体的にクリーチャーを並べて殴ってくるシンプルなデッキとマッチングすることは少なかった。
ライフ回復で耐えてたら相手が息切れするようなこちらの理想的な展開はほぼなく、それもあって全体除去は微調整してる間に《ドゥームスカール》2枚になったけど、結局ほぼ使える場面がないまま終わった。

LOと毒殺デッキはこっちのデッキコンセプトと相性が悪すぎるので10枚引いた時点でさっさと投了した。これらはトータルで5回以上10回未満くらいマッチングしたと思う。

５．勝敗

今回は勝敗を記録してなかったけど次回から取ることにしよう。
ただ前述の通り、ゴールド帯を最後まで維持していたので勝率は40%を切ってる。弱いとは思ったけどマッチング的に無理なの多すぎだ。もっと赤単とマッチングしてほしかったよ。

あとがき

先攻後攻と土地割合については現時点でそんなに思うところはなかったけど、マッチングで赤が少ないとか対コントロールばかりだったのは既に何らかの偏りを感じてる。とりあえず1回目なので偏りを見るのは次の機会に。