風来のシレン6のプレイが落ち着いてシリーズ未プレイの作品を消化したくなったからGB2砂漠の魔城をはじめてみることにした。
風来のシレン6の前にGB月影村をプレイしていてモノクロ画面のゲームボーイながらシンプルな作りで遊べるようになっていたけど、GB2ではゲームボーイカラーになって随分見やすくなってる。発売時期的には風来のシレン2(N64、2000年)の翌年2001年発売で次世代機ゲームボーイアドバンスが既に発売している頃なのでゲームボーイカラーとしては後期の作品のためかハード性能を生かした出来の良い作品になっている。
特徴的なところで最近のシレンにもないスチル(一枚絵)が随所で挟まれてストーリーに躍動感がある。
シリーズ経験の知識を生かしてストーリーダンジョンはノーミスクリア。
それでもエンディングまでは数回に分けたダンジョンで累計50階層以上は進むことになったしボス戦も3回あるので単純なボリュームでいえばシリーズの中では多い方な気がする。
ゲームバランスで最初に戸惑ったのは低レベルの自動HP回復が遅いことで、Lv1では9歩にHP1回復と連戦が厳しい仕様。ただ、フロア内のモンスター数が少ないから連戦を避けるのは難しくなかったね。ぼちぼち拾えた回復の腕輪はかなり重要に感じた。
あと腕輪を装備したまま戦っているとヒビが入って壊れてしまうのは厄介だった。戦闘前にわざわざ外すのめんどいし最近のシレンには引き継がれていなくてよかったなぁ。腕輪の合成という強すぎな珍しいシステムもあるけど壊れるから一長一短。修復したり壊れなくする方法は一応あるけど持ち込み不可ダンジョンではあまり現実的ではなさそうだ。
調べてみるとGB2から実装されたシステムで新作6にまで引き継がれているものがいくつかあって、特定の装備を組み合わせて発動する共鳴、道具の祝福、風来救助など今となっては外せない風来のシレンのシステムが初登場となっている重要なシリーズになっているようだ。
クリア後ダンジョンは5個とゲームボーイカラーとは思えないボリュームで、どれもクリア後は99Fまで挑める。とはいえ、流石に全部99Fクリアするのは億劫だから全ダンジョンはやれないけど定番のもっと不思議ダンジョンにあたる奈落の果ては少なくともやろう。
昔のゲームらしいもっさり動作でテンポが悪いから全ダンジョンやろうって気はしないけど、ニンテンドーDSのリメイク版だったらもうちょっとマシだったかも?
これでシリーズ未プレイとなるのはリメイク版を除けばニンテンドー64の風来のシレン2と外伝のアスカ見参だ。どちらもシリーズファンの中では根強い人気のあるタイトルなのは知ってるからいつやれるのかわからないけど楽しみだ。
ちなみに、風来のシレン2はもう持ってるからニンテンドー64をセッティングする手間さえ惜しまなければいつでも遊べる。アスカ見参はプレミア価格のゲームだからなんか巡り合わせがあったら手に入れたいな。
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