実況パワフルプロ野球(以下パワプロ)にあるゲームモードの人気コンテンツ『栄冠ナイン』が単独のスマホアプリゲームとなった『栄冠クロス』が配信されたのでやってみた。
自身は栄冠ナイン未プレイで動画は少し見たことがあった程度。
栄冠ナインが実装される前のパワプロはいくつか遊んだことがあって、その頃はサクセスとかマイライフモードをめちゃくちゃ遊んでたから野球のルールや基本的なゲーム性はわかっている。
栄冠クロス雑感
先に感想まとめから書いてしまうと栄冠クロスは非常におもしろかったんだけども、スマホゲームだけあって課金と長期的に遊ぶことを想定した作りになっている。
本家の栄冠ナインと違ってパワプロオリジナルキャラクターが登場して育成できるのは魅力的だけど、育成要素のあるスマホゲームでは定番のシステムである同キャラクターを消費して強化する限界突破(覚醒)があり高レアリティのキャラクターでも限界突破なしでは能力が抑えられているため満足のいく育成ができない。低レアで上限まで限界突破した方が強いこともあるかもしれない。
成長板というアイテム消費で機能解放していくシステムが栄冠クロスを長期的にプレイすることを前提とさせている。
『練習の経験値量』『特殊能力系の練習効率』『新入生の数』『進行アイコン数』といった部分は成長板で徐々に解放されていくため、始めたてではどうやっても栄冠ナインほど成長しない。
成長板の解放が進むまで栄冠クロスは選手の成長がかなり緩やかで、7年目に春の甲子園で準優勝するところまでいけたけど、選手の能力はE~Fが多く全然育ってるように見えない。
試合中の指示も栄冠ナインと比べると戦術指示種類の少なさ、1打席に1回までの指示、1試合に最大4回までの出番操作など抑えられている部分は多い。
今後のアップデートや成長板の解放で栄冠ナインに近づいていくかもしれないけど、長いスパンで遊んでいく必要があるだろうね。
スマホゲームらしくスタミナ制もあり、月替わりにスタミナ10消費する。
初期スタミナは60なのでまずは6ヶ月続けてプレイ可能で、監督レベルが増えていくことでスタミナ上限は増えていく。
スタミナの上限は絶対に越えないようで、レベルアップ時にスタミナ全快するけど溢れた分が無駄になるのはレベルの上がりやすい始めたばかりの頃は気になる。
育成したチームで他プレイヤーとリーグ争いをする甲子園リーグ、プロ入りした選手だけでチームを編成してボスチームや特殊ルールで戦う栄冠タワーといった栄冠クロス専用のモードはあるし、定期的に更新されるスマホゲームの特性を生かしたイベントもきっとあるだろうから、そういった栄冠クロスならではの要素が追加されていくことは期待していいかもね。
買い切りのゲームの中にある栄冠ナインと比べてしまったからいろいろと足りない部分が気になってしまったけど、栄冠ナイン未プレイのボクにとっては限界の見えない選手の育成、絶対の正解がない試合の指示、すごろくのような運要素に一喜一憂させてくれる栄冠クロスは十分楽しめた。
もう楽しすぎて長期的な機能解放が待てないから中古のパワプロ2020購入して栄冠ナインはじめたくらいだ。進行アイコン数はすぐに解放されるし、選手はどんどん成長するし栄冠ナインめっちゃ楽しいや!
しかも、栄冠ナイン以外にパワフェスやサクセス、マイライフとかも昔遊んだ頃よりパワーアップしたものが遊べるわけで、久しぶりに遊ぶパワプロ最高だ!
でも栄冠ナインはスタミナないからずっとやっちゃう……
コメント