最終章攻略メモとクリア感想:Redemption Reapers

最終章 死神たち 攻略

勝利条件『敵将を撃破せよ』。
ステージ開始時に敵将はいないが敵1ターン目にターゲットの『穢祭の導手』が現れる。お供に『蒼単眼の守護鬼』を2体連れてくる。

穢祭の導手は全体的に高いステータスでワープ移動もするが、近接攻撃しかしてこないので『大鎌の瘴鬼』が強くなった程度の感じ。

穢祭の導手
1段階目

とはいえ流石はラスボス。HP0にすると2段階目になりステータス上昇と射程2の範囲攻撃持ちになる。反撃は1マス近接のみでデバフも通る。

穢祭の導手
2段階目

お供の青単眼の守護鬼も周りの雑魚よりは高ステータス。ワープはしない。

蒼単眼の守護鬼

ステージは狭く穢祭の導手の後にも援軍がどんどんやってくるので穢祭の導手を集中攻撃で撃破する。HPは脅威の3桁×2段階だけど、開幕から各ユニットAP13で奥義を使うことができるから穢祭の導手と接敵するときはAPを残しておきたい。

グレンの奥義(全体バフ)から入って伝説級(耐久力15)武器で連携の集中攻撃を仕掛ければ1ターンで1段階の撃破は余裕で出来る。2段階目も奥義が使えるユニット数次第で次の1~2ターンで撃破できる。
耐久力の低いユニットはなるべくガードで構えておいて、穢祭の導手以外からの攻撃はウルスの反撃で受けたい。初期位置付近の幅2マスの通路をウルスともう一人耐久力のあるユニットで塞いでおけば穢祭の導手に集中できる。

最終章

穢祭の導手に取り掛かる前に、初期からいる闇の魔術師と棘の射手、お供の蒼単眼の守護鬼を処理しておくと安全に挑める。
順調に進めれば6~7ターンでクリアできるから霊薬筒は惜しまず使おう。

クリア後にセーブはできるが引き継ぎ要素はなく、ロードすると最終章前の戦闘準備に戻る。
武器の耐久度は減ってるし、遊撃戦もできないから武器の耐久力や強化アイテムは使い切っていい。

クリア後感想

戦闘面とシナリオ面でそれぞれクリア後に思うこと。

戦闘面

育成の自由度はあまりなく武器選択の幅もないに等しいので、良く言えば迷うことが少ないからテンポよく遊べる。ただ、序盤から終盤まで戦い方にあまり変化がないため淡泊で飽きやすくなってしまっている。敵側は魔法、ワープ、範囲攻撃など少しずつバリエーションが増えているしプレイヤー側にもっと戦略の変化点が欲しかったと思う。

武器に関しても耐久力50初期武器のコストパフォーマンスが優秀すぎで最後までメイン武器として運用し続けることが出来てしまい、せっかく手に入れた後々の武器はどうせコストがかかると使いづらくなってしまっているのはもったいない。

レベルアップ時の成長がランダムなのは難易度に影響を与えすぎてどうなんだと最初は感じていたけど、ある程度はユニットによって伸びるステータスの方向性が決まっていたようだ。それならランダム性が必要だったのかとも思うけども、厳選なしのままでやってみたら適度に苦戦しながらクリアすることができたから難易度バランスは上手く調整されていたように思う。

シナリオ面

主人公たちのエピソードが深く語られずなんとなく雰囲気を感じる程度で収まっているのはゲームプレイを重視した設計なのだろうか?
灰鷹旅団としても序盤から匂わせていたトローデン紛争で何が行われていたのかは終盤に語られおおよそ察することができるけど、『忘恩の死神』と忌み嫌われている設定はそれをネタに旅団に対して辛く当たられる場面もなかったし、プレイヤー目線で灰鷹旅団は最初から人類のために命がけで戦っている存在という印象で、トローデン紛争のことを語られたところでその印象が特に変わるものではなかった。

敵側もネームドはおらず一方的な脅威として扱っているのは思い切りがいいけど、突如現れた理由や目的もわからないまま、考察するための材料もなかったのは物足りなかった。
読み物がたくさん手に入っていたから細かいストーリーが気になる人はそっちで補完するものかと思ったが、ストーリー上出てこない民衆視点の他愛もない日記やメモばかりでモースや世界観の考察を広げるものでなかったのは期待から外れてしまった。

結末については一見救いのない全滅エンドだけども、最後にナキたちの撤退完了を知らせる鷹がやってきたのを見届けたことで旅団の任務は遂行されたし、サラだけは生き残っている可能性のある微かな希望を残す締め方は個人的に悪くなかった。

あとがき

人類が一方的にやられてるだけの物語だったし続編を期待させるような引きだけども、その後が描かれることがあるのなら淡泊なゲーム性や考察する材料の少ないシナリオは一新して、新たな形でやってほしいな。

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