シーズンの区切りとかランクマッチのあるゲーム同時にやりすぎ問題

1ヶ月から数ヶ月間隔のシーズン区切りがあるゲームを同時にやり過ぎちゃっている。
直近だとOmega Strikers、THE CYCLE: FRONTIER、プロセカ、Deemo2、MTGアリーナがそうだ。

プロセカのライブミッション画面

どれも期間中にゲームをプレイすることで報酬が得られるシーズンパスとかバトルパスなどと呼ばれるものがあり、課金することでさらに報酬が増えるサブスクリプションを導入している。最近はこの手のビジネス方式が増えてきたように思う。

※ここで言うシーズンパスは、ゲーム本編と別に後々発売されるDLCを先行購入できる権利のことは含まない

シーズンパスのメリット

要はソシャゲによくある短期のデイリー・ウィークリーミッションに対して長期のミッションとなり、後半にいくほど報酬が豪華になることが多い。完走するほど長く遊ぶプレイヤーは頑張った分だけたくさん還元してもらえるので満足度が高くなる。

サブスクリプション(課金)の追加報酬は限定アイテムだったり、他の課金よりお買い得であることが多い。欲しいものが手に入るとは限らないガチャは苦手でも、手に入るものがはっきりしていてお得なサブスクリプションならいいかと課金はしやすくなっている。
運営側の思惑としても課金のきっかけになればいいのだろう。一度でも課金させて無課金という枷を外してしまえればその後の課金のハードルも下がるというものだ。

一部ではさらに課金することでミッションの進捗を早めたり、即座にミッションを達成させて報酬がもらえるものもある。長くプレイする時間がなくても「欲しいものがあるから」「このゲームが好きだから」という理由で足りない時間をお金で買うことができるのは合理的だと思う。

MTGアリーナのマスタリーパス購入画面

基本無料ゲームとランク制

なんでこんなにシーズン制のあるゲームばかりになっているかと考えてみたら、基本無料ゲームに採用されていることが多いことがわかる。
ゲーム本体は無料だから別のどこかで利益を出さないといけない。そこでガチャとかシーズンパスとか流行りのビジネス方式が採用されるのは自然な話。

あとプレイヤー同士で対戦するランク制のあるゲームも基本はシーズン制とセットになる。
対戦ゲームは人口を維持するのが課題であるから新規が入りやすいよう基本プレイ無料になる傾向がある。つまりは流行りのシーズンパスが採用されやすくなるわけだ。

新しいゲームを探したとき、やっぱり無料だったら試しにやってみるかとはじめやすい。
しかも、最近の無料ゲームは普通にクオリティが高くておもしろいからそのままズルズルとやっちゃう。別に無料ゲームを目的に探してたわけじゃないのに気が付いたら無料ゲーム=シーズン制のあるゲームばかりになっちゃってるんだろうな。

シーズン・ランク制があるゲームの掛け持ちは程々に

基本無料で毎日のログインボーナス、デイリー消化に追われるソシャゲと大差ないことがPC、コンシューマーゲームにも蔓延してきている。
ランクマッチは「いつもプラチナ帯にいってるから今回もいかなきゃ」とか過去の戦績を下回るのを避けたくなる。せっかく頑張って上手くなったのにランクが下がる=下手になったと思いたくないんじゃないだろうか。

どちらも好きでやってる内はいいけども、いつしか今までやってきたのがもったいないとか惰性だけでつづけるようになり、やめたいのにやめられないということになるかもしれない。

飽きたからとスパっとやめられないのにソシャゲの掛け持ちをすると時間やお金が無駄になることは経験上わかっている。だからここで1回冷静になって、惰性でやってるゲームはないか、今本当に継続して遊びたいゲームがなにか考えてみようと思う。

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