Starfieldクリア後感想

メインミッションを中心に進めつつ、突発で発生したサブミッションや勢力ミッションをたまにやる進め方でクリア。区切りがいいので約50時間ほどプレイした時点の感想を書いてみよう。

ファーストインプレッション

遊び始めた頃に思ったのは『広大な宇宙を巡る冒険である点を除けば、ゲームの根幹はフォールアウト4のシステムを豊富に引き継いでる』というのが正直な印象だった。
そう考えたら一瞬それほど新しいものじゃないのかなと自分の中で冷めたような気分を味わったけど、実績あるフォールアウト4を豊富に引き継いでいるのだったら当然おもしろいわけでしばらく楽しんでいると、フォールアウト4とは異なるStarfieldならではの体験に遭遇するようになり、気が付いたら熱中しちゃっていた。

以下、各要素についての感想を。

戦闘

銃撃戦が基本で操作感はかなりフォールアウト4に近い。それでいてV.A.T.S.がないんだけど、惑星によって異なる重力と環境、豊富な武器種、パワーといったStarfieldらしい要素はある。

無重力空間で実弾銃を撃つと後ろに押し戻されるという要素があったんだけど、メインミッションを中心に進めてる限りでは完全な無重力空間エリアの戦闘はほぼなく(月を探索するときのある場面だけ?)、この要素を味わうことはほぼなかった。結局そのときもエネルギー武器を用意してなかったから実弾銃でやったし、実弾銃で戦えないこともない程度の影響だったからエネルギー武器が必要とまでは感じなかった。もっと装備の切り替えを促すくらい重力と環境が装備に影響を与えるようにしてくれてもよかったかな。その場合はもうちょっと所持重量を増やしてほしい所だけども。

武器種の多さは魅力的な部分ではあるが、弾薬の種類の多さはややっこしい。
弾薬の質量0だから邪魔にはならないんだけど、使わない弾薬は無駄に増えていくのに敵があんまり使ってこない=落とさない弾薬を使うようになると供給量が足らなくなる。
今作は弾薬を作る手段が恐らくないから店で購入するか拾うしかなく、店で購入するのも在庫に限りがある。待機で時間経過させれば補充されるけど手間だし、弾薬くらいは無限供給にしてほしかったな。

弾薬

スカイリムのシャウト的な能力であるパワーは、このSF世界の中に突然現れたファンタジーチックな能力で戦闘に隠し味を与えてくれた。敵のスターボーンが使ってくる所は見たことがないんだけど、設定的に使ってきてくれた方がおもしろそうだよね。

難易度はノーマルで戦闘系のスキルは振らなくてもクリアできる程度。
7.77MMの弾薬は敵が使ってることが多いし、弾持ちのいいピストルや戦闘能力の高いライフルで使えるから序盤はオススメ。といっても、ボクは戦闘狂プレイしてないから敵を皆殺しにするならスキル振ったりもっと重い武器が必要になるかもね。
戦闘にそれほど興味がないとか不殺ロールプレイをするなら説得スキルや説得の成功率を上昇する飲食物(主に酒)があると戦闘を回避できて便利だ。

ミッション(ストーリーネタバレあり)

メインミッションを進めていく内に明らかになってくる多元宇宙の存在、他の宇宙からやってきたスターボーン、地球が荒れ地になった経緯といった設定は宇宙という大きすぎる舞台をちゃんと利用したものにできていたと思う。

勢力ミッションはまだ紅の艦隊ミッションしか進められていないけど、敵対する2つの勢力の内どちらにつくかはしっかり悩ませてくれる。
コロニー連合vs紅の艦隊においては判断材料のない序盤にいきなりどちらにつくか選ばせず、ミッションを進めながら随所で悩む選択肢をさせてくるのはいいね。

コンステレーションの仲間たちは素性とか個性があるんだけども、個人的にはもうちょっと深掘りしないとバディといえるような相手はまだ見つかってない。キャラクター個別のミッションもっとやれば気に入るキャラクター見つけられるだろうか。

宇宙が舞台のマップ

とにかく広い。惑星一つあたりのコンテンツ密度は薄いと感じるものの、その惑星が1000以上あると言われたらそんなことは霞んでしまう。ストーリーをクリアしたくらいじゃ惑星100個も踏破してないし、一つ一つの惑星サイズとか施設の規模は実際に見てみないとわからないから、Starfieldの世界全体が一体どれくらい広いものなのか未知数でまだ見ぬ宇宙にわくわくする。

惑星内である程度近く(半径1km?)に構造物とか何かあればマップ上に映るから無駄に歩くことはない。ぶらぶら探索してて偶然何かを発見する楽しみはないかもしれないけど、このマップ規模なら仕方ないと思える。
その代わりに、こんな惑星に誰もいないだろうと思ったら人と遭遇して突発サブミッションが発生するといったイベントはある。

たくさんの人が住んでいる都市がある惑星はもっとほしかったかな。

宇宙船

宇宙船の戦闘は敵の射程外から攻撃するとか背後をとって一方的に攻撃するとか単調に感じる部分は多かった。ただ、下手に戦略性のある凝った戦闘方式にされても基本的には移動中に突然エンカウントするものだから戦う気のないときにしたくないといったこともあるからむずかしいな。

移動手段としては規模が大きいから仕方ないけど、結局ワープばかりなのは少々もったいない。
船の性能によってはワープを数回刻むことになったり、「前に行ったあの惑星どこだっけ?」となったら見つけるのは困難だったり、この世界観のために無駄な時間が発生することがある。
惑星をお気に入り登録してショートカット操作で飛べるようになってくれたら多少はストレス軽減になってくれるかな。移動以外の所持品整理やミッション選択とか含めてメニューを開く操作はボタンを押すのと画面切り替わり回数が多くて煩わしいからショートカットメニューがほしい。

シップビルダーはそんな宇宙船あるわけないだろ! って船まで作れるから意外とおもしろい。欲を言えば各モジュールの色を自由に変更させてくれたらクラフトする楽しみが増えたなぁと思う。あと内装も拠点建設くらい触らせてほしかった。

拠点

拠点を作るメリットはそんなになさそうだけど、作りたい人がただ作る分には十分なものになってるとは思う。
貯蔵庫や貯蔵クレートを大量生産してアイテムを無限に保管できるようになってるのは素材集めが楽しめるプレイヤーとしては嬉しいね。拠点にアイテムの売買ができるキオスクが設置できたらどれだけよかったことか、それだけがただただ惜しい。

研究ラボの拠点開発にある園芸と家畜化は解放すれば農業的なことできるのかな? どちらも解放するためにスキル2種いるから手軽にできないのは残念だ。

あとがき

1周目をクリアして攻略情報を解禁したら、2周目からの要素もふんだんにあるようで、なんなら3周目以降の要素もあるんだね。
それでさっさと2周目に行くことも考えたけれど、それなら1周目しか味わえないものもあるかもしれない。だからしばらくは1周目を遊んでみることにした。
少なくとも各勢力ミッションは一通りやって、2周目からは反対の勢力に味方するとかやりたいよね。

Starfieldは良くも悪くもスカイリムやフォールアウトの流れを汲むベセスダゲームだから、それを期待していた人は満足するだろうし、全く新しいベセスダゲームを望んでいた人は落胆するかもしれない。

【追記】クリア後、もっと遊んで思ったこと
続Starfieldクリア後感想:希薄になってくる宇宙

コメント