STARFIELD発売前に事前情報を予習しておこう

The Elder ScrollsシリーズやFalloutシリーズを手掛けたベセスダ・ソフトワークスが間もなく発売する完全新作オープンワールドRPG『STARFIELD』の事前情報をまとめて予習しておこう。

発売日・プラットフォーム

通常版は2023年9月6日の午前9時(日本時間)から、プレミアムエディションを購入すれば2023年9月1日の午前9時(日本時間)からプレイできる早期アクセス権を得られる。

販売プラットフォームはXboxシリーズX/S、Steam、Game Passに対応。

世界観・ストーリー概要

西暦2330年。人類は太陽系を離れて新たな惑星を開拓しながら宇宙を旅する時代を迎えていた。広大な銀河を探索する冒険家集団『コンステレーション』の一員となり「宇宙には何があるのか?」という人類最大の疑問に迫っていく。

公式サイトにゲーム開始時の2330年までの年表が公開されている。

2050年:人類が火星に初着陸。2100年までに生活圏を宇宙に拡大

2156年:人類がアルファ・ケンタウリ(地球から4.37光年)に到達

2159年:コロニー連合創設

2160年:ニューアトランティス設立。2161年、コロニー連合の正式な首都となる

2167年:シャイアンに移住したソロモン・コーが、最初の入植地であるアキラ・シティを設立

2188年ソロモン・コーの呼びかけに応じてヴォライがシャイアンと手を組み、自由恒星同盟が誕生。2189年に正式に発足

2194年:コロニー連合(UC)が、ナリオン星系のディーパラ軌道上にスターステーション「クリニック」を配置。UCに所属していないナリオン星系の住民は、これをUCによる領地拡大の動きとみて、UCにクリニックの撤去を要求。UCが拒否すると、ナリオンの住民らは投票によって自由恒星同盟への参加を決め、同盟は2195年に星系の防衛部隊を動員するに至る

2196年:自由恒星同盟の部隊動員に対し、UCはナリオン星系に艦隊を移動させ、自由恒星同盟も同様に対応。ナリオン戦争が勃発

2216年:ナリオン戦争の長期化により、民衆に厭戦感情(戦争を厭い避けようとする感情)が蔓延。2216年、UCと自由恒星同盟との間についにナリオン条約が締結され、紛争が終結する。条約内で「有人星系」という用語が正式に規定される

2221年:自由恒星同盟の市民に奉仕する精鋭の防衛・調査部隊として、自由恒星レンジャーが設立

2275年:セバスチャン・バンクスがコンステレーションを結成。結成当時の構成員には、著名な物理学者クロエ・バオ、セバスチャンの弟子にして最年少のアジャ・ママサ、異星植物相の植物学者兼専門家ダリウス・アンドリス、富豪の冒険者バーナデット・ローラン、元密輸人エヴェラド・ギル、生物学者兼医師カドリ・トーマなどの面々が含まれた。同年、ロッジがニューアトランティスに建設され、その後何世代にもわたりコンステレーションの需要に応えることとなる

2305年:バレットがコンステレーションに参加

2307年:ルナラ星系の惑星ヴェスタにて、自由恒星同盟が農業を開始。2308年、コロニー連合は、4番目の星系にコロニーを設立した自由恒星同盟がナリオン条約に違反していると主張。外交交渉は決裂。UCはヴェスタを包囲し、防衛のために残った(あるいは連れてこられた)者たちを無差別に虐殺する。コロニー戦争が正式に開戦

2310年:コンステレーションが最初のアーティファクトを入手し、同組織のアーカイブに保存

2311年:数年間の紛争を経て、シャイアンの戦いにおいてコロニー戦争が事実上の終結を向かえる。自由恒星同盟の民間人や軍隊による小艦隊を用いたゲリラ戦法で、UC海軍の主要艦船が次々に撃破された結果によるものだった

2315年:コロニー戦争で自由恒星同盟が民間船を利用したことを受け、UCが対抗策の一環としてUCバンガードを設立する。UC独自の民間海軍であり、大多数がコロニー連合とその国益を守ることを誓った民間人の船舶で構成されていた。UCバンガードに貢献した者には、究極の報酬としてコロニー連合の市民権が認められた

2319年:サラ・モーガンが最年少でUC航海士兵団の指揮官に就任。しかし、2320年に部隊は解散となり、その在任は短命に終わる。放浪の身となりながらも、鍛えた腕を有効活用する道を探していたモーガンは、コンステレーションに参加する

2321年:有人星系有数の宇宙船造船業者ストラウド・エクランドの共同所有者ウォルター・ストラウドがコンステレーションに参加。同組織最大の財政援助者となる

2322年:元・紅の艦隊の海賊ウラジミール・サールがコンステレーションに参加

2325年:サラ・モーガンがコンステレーションの議長代理に就任

2325年:神学者マッテオ・カトリがコンステレーションに参加

2326年:バレットがコンステレーションのアーカイブにてオリジナルのアーティファクトを発見。特別なものであることを悟る

2326年:サラ・モーガンとの数ヶ月におよぶやりとりの末、大学院生にして気鋭の科学者ノエルがコンステレーションに参加

2327年:自由恒星レンジャーのサム・コーと娘のコラがコンステレーションに参加

2328年:アンドレヤがコンステレーションに参加

2328年:バレットの説得により、コンステレーションがスターステーションL-868を購入し、深宇宙スキャナー、通称〈アイ〉に改修

2330年:『Starfield』の物語が始まる

長々とあるので戦闘関連とコンステレーション関連の要点だけまとめると。

【戦争関連】
人類が生活圏を宇宙に拡大(~2100年)

自由恒星同盟とコロニー連合によるナリオン戦争が勃発(2196年)

戦争の決着が付かないままナリオン条約が締結され紛争は終結(2216年)

コロニー連合が惑星ヴェスタで無差別虐殺を実行。コロニー戦争が開戦(2307年)

自由恒星同盟の勝利によってコロニー戦争は事実上の終結(2311年)

【コンステレーション関連】
コンステレーションが結成される(2275年)

コンステレーションが最初のアーティファクト(宇宙の謎物質)を入手(2310年)

コンステレーションのアーカイブに特別なアーティファクトがあることをバレットという人物が悟る(2326年)

公開されているゲーム情報

・キャラクタークリエイト
外見だけでなく、キャラクターの背景や特性を選んで経験豊富な冒険家だったり、魅力的な外交官だったりと様々な立場の人物となって自分だけの冒険を始める。

・FPSとTPSの切り替え可能

・船のカスタマイズ
宇宙を移動する船は操縦するだけでなく、外観の変更、装備や船内システムの改造、クルーの配置などカスタマイズすることができる。

船のカスタマイズ

・1000を超える惑星の探索
1000以上の惑星を探して訪れることができることは前々から公開されて注目を集めていた。
惑星を探索して物資を収集したり、人と出会いクエストをこなしたりできるのだろうが、1つの惑星にどれだけストーリーやコンテンツが用意されて密度のある世界となっているかはSTARFIELDの評価に大きく関わってくることだろう。

・宇宙の戦い
ライフル銃からレーザー兵器、爆発物など武器の種類はTESやFolloutシリーズ以上だという。
プレイスタイルだけでなく、重力や環境が惑星によって異なるためベストな装備の切り替えを模索していくことになるのだろう。
装備と環境によっては低重力でふわっと浮かぶようなジャンプになったり、無重力空間では浮いた状態になることもあるようで、無重力空間で実弾銃を撃つと後ろに押し戻されるといった要素まであるため、無重力では反動のないエネルギー武器を使うことが推奨される。

エネルギー武器

宇宙船同士の戦闘もあり、敵船にドッキングし直接乗り込み制圧することで敵船を奪うことができる。

宇宙船戦闘

・自分だけの拠点作り
集めた資材を使って自由に拠点作りが可能。
Follout4を参考にするなら装飾だけでなく、クラフト台の設置、防衛施設の設置、食料の栽培など幅広い建造物を建てられることだろう。

拠点作り

・レベルアップとスキルツリー
レベルアップでスキルポイントを入手して、スキルツリーからスキルを獲得していくベセスダいつものスタイル。
今作は5つのスキルツリーと4つのランクに分かれていて、TESやFolloutにあった近接戦闘特化やステルス特化といった定番スキルもあれば、STARFIELDでこそできる異星生物を手懐けるスキルまであるようだ。

スキル割り振り

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