2024年リリースされたゲームの中から優れたゲームが各部門で表彰される”The Game Awards 2024″の結果と新作情報が大変に豊富で楽しめたから結果まとめと感想など。
ゲームオブザイヤー・部門賞
【ゲームオブザイヤー】
ASTRO BOT(アストロボット)
結局PlayStation5を買ってないから遊べていないけどPlayStation4のVRで遊んだ『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』は個人的に近年でゲームの革新を感じる新感覚の体験をさせてもらったゲームとして印象に残っててこのブログ開設時に書いた『自分を作り上げたゲーム4選』に入れてるほど好きなIPだから嬉しい。
『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』はダウンロード版を遊んだのに後でパッケージ版も買ったり、アストロのねんどろいどやデュアルセンス ASTRO BOT限定版を買ったりしてるけど、あえてPlayStation5で遊びたいゲームが少なくて買えてないのが本当に惜しい。
その他、ASTRO BOTが受賞した部門賞。
【Best Family】
子どもにはアクションゲームとして楽しめて親世代には懐かしいゲームネタに触れられるという年齢層の幅広さは間違いない。でもデュアルセンスを前提にしたゲームだから仕方ないけどPlayStation5限定によるプラットフォームの狭さだけは残念。
【Best Game Direction】
ゲームのビジョンや革新的なディレクション及びデザインに授与されるという部門説明で正直よくわからないけど、これまでの受賞歴で見ると演出面で優れているゲームが選出されている印象。ちなみに、歴史的にこの部門を受賞しているタイトルがゲームオブザイヤーをほぼ受賞している。
【Best Action/Adventure】
戦闘や移動+パズル解きなどアクションとアドベンチャーの優れた組み合わせのタイトルが対象。『ASTRO BOT: RESCUE MISSION』の話になるけどアクション操作の上手さだけじゃなく一瞬立ち止まって考えさせられる塩梅が絶妙だったからこのASTRO BOTもちゃんと引き継いでいるのだろうな。
【Best Narrative】
物語の深さや演出、ストーリーテリングの巧さが評価されたタイトル。
【Best Art Direction】
芸術的なデザイン及びアニメーションにおける優れた創造性と技術的業績に対して贈られる。
【Best RPG】
プレイヤーの豊富なキャラクターカスタマイズや進行体験をデザインされたタイトル。
メタファー:リファンタジオ
ペルソナの実績からの期待を裏切らない出来だったようで、見た目のペルソナっぽさはあれどちゃんと新規IPとして成功したのは今後のアトラスのRPGに対する信頼感を世界的に広めたと言っていいだろうね。
【Best Action】
【PLAYERS’ VOICE】
黒神話:悟空
規模が大きすぎるとはいえ一応インディー枠(?)の新規IPとして話題になった黒神話:悟空がベストアクションに加えてユーザー投票型の部門賞『Players’ Voice』も受賞。
黒神話:悟空はちゃんと評価されているようだから異論はないと思われるが今年のPlayers’ Voiceは最終候補5作品の内の4作品が中国発のゲームで人口14億人の大国パワーを感じるようになってきた。今後のPlayers’ Voiceがこれまで通り機能していくのか要注目だろうね。
【Best Debut Indie】
新規スタジオが制作したデビュータイトル。
【Best Independent】
大手パブリッシャーに頼らずインディーデベロッパーによる品質と独自性が高いタイトル。
【Best Mobile】
モバイルデバイスでプレイ可能なタイトルで優れたもの。
Balatro
中毒性の高いローグライトなカードゲームなんてSlay the Spireで散々やったし同系統のゲームも色々と触れたけど結局Slay the Spireに落ち着いてきたから、きっと遊べば楽しいんだろうけど最終的にはSlay the Spireに戻ることになるんだろうなと触れなかったが、ここまで評価されてるのならやらないわけにはいかないか。
【Best Score and Music】
オリジナル楽曲、サウンドトラックなどの優れた音楽。
FINAL FANTASY VII REBIRTH
【Best Audio Design】
ゲーム内オーディオとサウンドデザインに対するもの、
Senua’s Saga: Hellblade II
この2つの賞はどちらもゲームの音に関連した部門だけど、Best Score and Musicはオリジナル楽曲がゲームの雰囲気や感情をどれだけ引き立ててプレイヤーに深い印象を与えるかが重視され、Best Audio Designは音楽だけでなく環境音や効果音などの音響がゲームプレイの体験に与える要素が重視されている。
FINAL FANTASYの音楽はいつまで経ってもハズレがないね。
【Innovation in Accessibility】
視覚障害や聴覚障害など身体的制限を持つプレイヤーにも楽しめる機能や技術が導入されたタイトル。
プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠
【Games for Impact】
社会的な問題やテーマに対するメッセージを持って意識を高めるようなタイトル。
Neva
【Best Ongoing Game】
継続的にコンテンツ更新・サービスをしているタイトル。
【Best Multiplayer Game】
優れたオンラインマルチのゲームプレイ体験とデザインのタイトル。
HELLDIVERS 2
【Best Community Support】
ゲーム開発者がプレイヤーとの交流やサポートに優れた活動をしているタイトル。
バルダーズ・ゲート3
この辺りの受賞タイトルは国内ではそこまで話題になっていないと思われるけど、Innovation in AccessibilityやGames for Impactの部門は時代の流れ的に今後の注目度が高まってきそうだから知っておいてよさそう。
【Best Fighting】
鉄拳8
去年ストリートファイター6で、今年が鉄拳8、来年はバーチャファイター5 R.E.V.O.が発売予定で廃れたと思われたジャンルが着実に復活していってるのを感じて良いね。
【Best Sim/Strategy】
Frostpunk 2
前作とは全く違う雰囲気らしく様子見してたけど、それでもしっかり評価されてるのは流石だ。
【Best Sports/Racing】
EA Sports FC 25
安定のサッカー。
【Most Anticipated Game】
今後発売される予定のゲームの中で最も期待されているタイトル。
グランド・セフト・オートVI
こればっかりはそりゃそうだという受賞結果だけども、候補の『DEATH STRANDING 2』や『モンスターハンターワイルズ』、『Ghost of Yotei』も劣らない期待度。しかも今回のTGAで発表された『ウィッチャー4』や『ELDEN RING Night Reign』もあるのだから待ち遠しいゲームだらけで嬉しい限りだ。
【Best Adaptation】
ゲーム原作を他のエンターテイメント媒体(ドラマや映画)で表現したもの。
Fallout
ノミネート作品の中で唯一視聴してたFalloutが受賞ということで実際ゲームをしっかり意識した作りで続きも楽しみだから納得の結果。
TGAで新作・続報が発表されたもの
大量にあるから個人的に気になったものだけ。
・slay the spire2
一生やってしまうあの中毒ゲームの続編がついに出てしまう。パッと見は大きな変化がなく新クラスとカード、敵が変わっただけの雰囲気だけどむしろそれでいい。
・DAVE THE DIVER in the jungle
好評価の寿司屋運営・海洋アドベンチャー『DAVE THE DIVER』のDLC。ウィッシュリストに入れててやるタイミング見計らっていたものでDLCはいい機会かもしれない。
・Shadow Labyrinth(シャドウラビリンス)
パックマンに思い入れは特にないけども探索型2Dアクション+パックマンという謎の組み合わせに興味惹かれてる。
・KYORA
コアキーパーのチームが作るテラリア風ゲーム。本家がずっとアップデート続けてるから新作テラリアを待ち望んでいたプレイヤーはこっちに流れるのでは?
・ウィッチャー4
まさかの続編!
ウィッチャーになったシリが主人公のようでウィッチャー3のシリウィッチャーエンドのその後なんだろうな。「ウィッチャーの主人公はゲラルトしかないだろ!」と思うところだったけど、シリウィッチャーエンドを辿ったから主人公シリならまあいいかと納得できた。
ウィッチャー4のストアページはまだなし。まぁ2028年発売と見ようかな。
・ELDEN RING Night Reign
DLCは最初で最後と言われたが新作の外伝を出さないとは確かに言われてない!
エルデンリングのスピンオフで最大3人協力型のPvEということは発表されている。Bloodborneの聖杯ダンジョンを繰り返し遊ぶイメージで見てるからガッツリ新作というよりファン向けゲームくらいの気持ちで待ってる。
ストアページはまだないけど一応2025年発売予定らしい。
・FINAL FANTASY VII REBIRTH(PC版)
リメイクをPS4でプレイしてからPC版をずっと待ってた。嬉しいけどもこれでPS5を購入する理由がまた一つなくなった。
来年はモンスターワイルズがあるし、ここで挙げなかった鬼武者や大神の新作発表もあったしカプコン強いなぁという印象がなんとなく残った。
それにしても今年のゲームオブザイヤーや各部門賞のノミネート作品を含めてプレイしたものがあんまりなくて、ふと今年のSteamの購入履歴とか見ると小規模のインディーゲームとかはぼちぼち買って遊んでるけど大型の新作タイトルは全然触れてなかったからもっと新しいものも遊ぼうって思った。
今年プレイした回数が多いゲームって『ストリートファイター6』『風来のシレン6』『モンスターハンターワールド』とか継続的に遊んでるものばかりで別にそれも惰性でやってるつもりはないけど、TGAで良いゲームがたくさん見れたからもっとそれらも遊びたいなって思えたよ。
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