VRミステリーADV東京クロノス:CHAPTER1~2プレイメモ

東京クロノスは2019年に発売されたVRミステリーアドベンチャー。
クラウドファンディングで資金を集めて製作された、当時珍しい(まだ珍しいか?)長編ビジュアルノベル系のVRゲームだ。公式HPではプレイ時間15時間以上と謡っている。
とりあえずCHAPTER1~2をプレイした段階のストーリーおさらいと気になった点のメモや考察、ゲームの感想を書いていこう。

※ネタバレあり。あくまで個人的なメモで思い込みや勘違い、ミスリードに引っ掛かった考察が含まれる恐れがあります。

CHAPTER1

誰もいなくなった渋谷で目を覚ました8人の幼馴染たち。この不思議な世界について話し合っていると大型ビジョンに「私は死んだ。犯人は誰?」というメッセージが映し出された。
過去に起こったバラシハ事件と同じなら、このメッセージの言う犯人を探し出し殺すことで元の世界に帰られるはずだが・・・

私は死んだ。犯人は誰?

・死んだのは誰?
-プロローグで屋上から飛び降りた人? あのシーンは主人公『櫻井響介』の視点? 振り返ったとき笑ってた?
-ロウ?
-実は死んでいる幼馴染の誰か?

プロローグ

・ロウ
-幼馴染の一人? でも昔よく遊んでいた8人の幼馴染に含まれていない。
-響介以外の幼馴染たちもロウを知らない?
-響介が何かした。響介は覚えていない。

・犯人は誰?
-殺人犯? メッセージが『殺された』ではなく『死んだ』なのは直接的に殺したわけではない?
-櫻井響介? プロローグの語りで何かやり直したがっていた? 血まみれの両手。

・8人の幼馴染
-高校2年生。全員?
-中学から高校にかけてバラバラになっていった。

東京クロノス

・鏡の壁
-渋谷全体をぐるっと囲っている。
-響介は鏡に映った自分に違和感。

鏡の壁

・バラシハ事件
-ロシアで行方不明になった少年と母親のうち、1年後に少年だけが60歳の姿で発見された事件。母親の死をきっかけに帰ってこれた。
-少年と母親は誰もいない世界で暮らしていた。

・クロノス世界
-閉鎖された世界のこと。
-目的があって発生し、目的を満たすと閉じられる。

CHAPTER2

クロノス世界から脱出するため調査を開始する8人。
響介は物理学の天才『東国ユリア』とペアで行動し、鏡の壁を突破する方法を探すが見つからない。
鏡の壁を突破することを諦めメッセージ通り犯人探しを始めようとする東国に、響介は疑い合うのはやめようと呼びかける。
父親に認めてもらうために成果を出し続けることが大切だと思いできるだけ早く帰りたい東国に、響介は過去に東国の父親と会話したときユリアがちゃんと父親に愛されていたことを伝えた。
しかし、その翌日東国はクロノス世界から姿を消した。

鏡の壁

・インフラ
-使える所と使えない所がある。
-コンビニは電気が止まっていたが、寝泊まりするホテルは水と電気、ガスも使える。
-クロノス世界の目的(犯人探し)に必要なものだけ存在する世界。

・鏡の壁
-空から地下まで渋谷全体を囲っている。
-車を突っ込ませても壊れない。

・記憶を失っている?
-東国の推測
-殺人犯と被害者のことを元々は知っていて、クロノス世界にきたときその記憶を失った?
-その事件をきっかけに幼馴染たちの関係は疎遠になった?

・東国ユリア
-ぬいぐるみ『パティ』はどこから持ってきた? 桃野夕もカメラ持ってたし意味はないか。
-妹(ジュリー)の方が天才。劣等感を抱えている。
-幼馴染たちとの関係より、父親の居場所にいることを求めた。
-犯人探しから遠ざけようとする神谷を疑っていた。
-誰が原因か薄々分かっていた?

・櫻井響介
-昔は行動力があり幼馴染グループのリーダーだった。響介自身はそれを忘れてる。
-記憶を失っている事件をきっかけに行動力がなくなった?
-桃野夕だけは接点があった。
-両親は亡くなっている。
-華怜と話しているとき記憶の一部が戻った。

・二階堂華怜
-中学生の頃に響介があげた赤いリボンを着けている。
-中学から空を見るようになった。飛び降り事件があったことの示唆?
-響介を避けていたが、一部記憶が戻った響介に対して反応が良くなった。

・ロウ
-華怜だけロウのことを知っている反応。
-クロノス世界に無関係な存在はいない。ロウも事件に関係があるはず。

ゲーム感想

操作は会話を読み進めるだけで今のところ選択肢もない一本道のビジュアルノベル。
いつでも360度見渡せることを利用して「あそこ、誰かいない?」と言われた方向に視線を向けると変化があるのはVRならではといえる。

誰かいる?

ただ、現時点でVRだからこそって感じる要素はそれくらいで、キャラクターの動作パターンは少なく、暗転やテレポートで移動したり立ち姿が変わったりすることの方が多い。現実の街並みをモデルにしたVR世界とアニメ風ゲームキャラクターの組み合わせがシュールに感じることもあるけど、そこは慣れとか黎明期の作品だからということだろうね。

実験

後発となるVRアドベンチャー『デラシネ』をプレイしている経験があるから淡泊な印象を感じてしまったけども、ビジュアルノベルとしてちゃんとストーリーの続きは気になっているし、ここからVRならではの仕掛けや発見があることを期待してる。

次>>VRミステリーADV東京クロノス:CHAPTER3~4プレイメモ

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